オタクくん
「まるで将棋だな」の意味とは?
「まるで将棋だな」とは、主人公らの倒した敵が、攻撃で使われた魔法のエネルギー(魔力)を吸収して再生してしまうことを「取った駒で相手を攻める」将棋に例えて言った名(迷)言です。
この言葉は『異世界はスマートフォンとともに。』というアニメの第3話で使用されています。
将棋を知っているとわかりやすいのですが、将棋は対局時、相手の駒を取って自分の駒として使い、相手を攻めることができます。そのような意味で、敵が倒れたと思っても再生してしまう場面で、思わず主人公が「まるで将棋だな」とつぶやきます。アニメでは、主人公はそこから敵の倒し方のヒントを見つける……という流れになっています。
まるで将棋だなは意味不明?元ネタは?どう使うのが正解なの?https://t.co/FNqaYhOKmA
— レジャーゴー! (@LeisureGo2018) June 22, 2019
「まるで将棋だな」は『異世界はスマートフォンとともに。』で生まれた謎の名言。状況に対してあまりに意味不明な発言で、将棋ブームに乗っかりたかっただけだという説さえ ... pic.twitter.com/w4w6W11CrM
この「まるで将棋だな」という言葉は、日常で使う場面はなかなかないと思われますが、アニメ公開時にはニコニコ動画などに「は?」という書き込みがあふれ、2chやなんj民などによってツッコミの嵐となりました。よく考えると意味不明なだけに盛り上がった言葉でもあります。
使えそうなシチュエーションが偶然、訪れないかぎり用いることがない言葉ですが、SNSなどではこの意味不明さが受け、この言葉を使うことでちょっとしたアクセントになったり、面白おかしい内容になったりするという効果をもたらしました。
「まるで将棋だな」の元ネタ
「まるで将棋だな。」の元ネタは、『異世界はスマートフォンとともに。』というライトノベル・Web小説が原作のアニメです。
原作で使用されているセリフではなく、アニメオリジナルのセリフで、なんj民で考察された中では、当時の「将棋ブームに乗っかっただけ」と言われていたり、このアニメの脚本家がこれまでも原作とは違う内容の脚本を書くことから、「その脚本家ならではの名言だ」という説も飛び交ったりしていました。
「まるで将棋だな」が使われたシーン
アニメ第3話「将棋盤、そして地下遺跡。」
主人公らが討伐(魔物などを退治する)に成功した後、お宝を探しに旧王都の地下に入っていきます。
地下の暗い中で、ヒロインの1人が魔法を使って道を照らし遺跡のようなものを発見。その遺跡の扉を開けると中には何かの像のようなものがあるのですが、その場を照らしている魔法の力を吸収して像のようなものが動き出し、主人公らに襲いかかってきます。
そして、主人公らがその敵と戦うのですが、敵は倒しても倒しても魔力を吸収し再生して向かってくるため、その様を主人公は「まるで将棋だな」というセリフで表現します。
「まるで将棋だな」は日常では滅多に使われることはありません。でも、5ch(2ch)などのネット掲示板で一時期盛り上がっていたので見かけた方もいるでしょう。このちょっと意味不明な言葉について解説します。