暗黒微笑とは？意味や読み方、使い方についても解説

暗黒微笑とは「含みを持たせた薄ら笑い」や「黒い思惑を隠した薄ら笑い」を意味します。

文末に使われ、(暗黒微笑)といったように、()の中に書かれる場合がほとんどです。

読み方は「ダークネススマイリング」です。「あんこくびしょう」と読むのは誤りのため注意しましょう。

しかし、インターネット上で使われることが多いため、実際にダークネススマイリングという言葉を耳にするケースはほぼありません。

インターネット上では「だぁくねすすまいりんぐ」や「だーくねすすまいりんぐ」と表記するのが一般的なようです。

「黒笑」という言葉も存在し「暗黒微笑」の略だと考えられています。読み方には「こくしょう」や「くろわら」などがあり、どちらが正しいといことはありません。

暗黒微笑と使うのがはばかれるという際に「黒笑」と使うパターンが多いようです。

暗黒微笑の使い方をご紹介します。

この例文は浮気をしていないと主張する男にすべて知っていると笑みを浮かべる女の会話です。隠していても本当は知っているといったように相手を脅すような使い方で「暗黒微笑」が使われています。

インターネット上での喧嘩でよくみられる会話文の1つです。相手に自分が強いのを分かって言っているんだよね？分かったうえで喧嘩を売ってきているんだよね？という意味が含まれています。

インターネット上での喧嘩のため実際に強いかどうかは全く関係なく、インターネット上では「痛い」（痛々しい）と言われることが多いです。

この例文はおねだりをしているように見えて脅している文です。今度の誕生日にバックを買ってくれないわけないよね？といったような半ば強引に相手に買わせようとする文章です。

復縁についての質問に対して弱みを握っておけば復縁なんてちょちょいのちょいだよ(暗黒微笑)と発言しています。このように暗黒微笑を使うことで自信満々で不敵な笑みを浮かべているのが容易に想像できます。

「暗黒微笑」は漢字や読み方からも分かるように非常に特殊な言葉です。

そのため、インターネット上でも使いすぎると他の人たちから「痛い」と言われてしまいます。特に中高生の未成年が使うイメージが強いため、頻繁に使っていると中二病だと思われる場合が多いです。

本来は「中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を中二病としていますが、インターネット上では「ある程度の年齢を重ねたのにも関わらず、大人になり切れない人」を意味しています。

そのため、いつまでも「暗黒微笑」を使い続ける人は大人になり切れていない中二病だと思われてしまうようです。

暗黒微笑とは「含みを持たせた薄ら笑い」や「黒い思惑を隠した薄ら笑い」のことを意味し、読み方は「ダークネススマイリング」です。

「あんこくびしょう」と読むのは誤りであり、笑われてしまうので注意しましょう。また、暗黒微笑は頻繁に使うと周りの人から痛いと思われてしまうため、使う頻度に注意が必要な言葉です。