「生き霊飛ばし」とは?
「生霊飛ばし」とは、生きている人間の強い念がその相手にとり憑く現象です。主に恨みや妬みといった負のエネルギーが強い執着となり、その対象者に原因不明の体調不良や精神疾患、災いなどをもたらします。
「生霊飛ばし」と聞くと恐ろしい特殊な儀式が必要な気がするかもしれませんが、実は人が強い負の念を継続的に持った場合、知らず知らずのうちにその念が相手に飛んでしまいます。この状態は飛ばされた方も飛ばした方もエネルギーが枯渇してしまい、スピリチュアル的に見てとても危険な状態となります。
体調不良も?生き霊にとり憑かれている時の「症状」
では、生き霊にとり憑かれるといったいどんな症状が出てくるのでしょうか?一般的には「原因不明の体調不良」という形で症状が現れてきます。何度病院にいっても原因がわからないような体調不良が続く場合は生き霊の存在を疑ってみたほうがいいでしょう。ここでは生き霊による体調不良とは具体的にどんな症状なのか、詳しくご説明します。
「不眠」
生霊飛ばしにあうと、夜なかなか寝付けなかったり眠りが浅く何度も目が覚めたりします。これは、常に自分のものではない負のエネルギーが自分にまとわりついていることから、精神的な緊張状態が続いてこのような症状が起こるのです。「誰かに見られているような気がする」とか「なんだか落ち着かない」といった、常につきまとっている感じがするのが生き霊による不眠症状の特徴です。
「頭痛」
生霊飛ばしにあっている時の頭痛は、何かが突き刺さるような痛みがあるのが特徴です。これは、文字通り相手の念が刃のように自分に突き刺さっているからです。あなたの気づかないところで生き霊を飛ばしている人がいる場合は、後頭部に背後から突き刺さるような痛みがあります。
病院で検査してもらっても特に原因がわからないのに、ひどい頭痛に襲われたり症状がどんどん重くなっていったりする場合は、生き霊による頭痛の可能性があります。
「肩こり」
生霊飛ばしにあっている時の肩こりは、全体に重く鈍い痛みを覚えるのが特徴です。これは、相手から飛ばされた負のエネルギーが全体的に頭から肩のあたりにとどまっているのが原因です。妬みや恨みといった負のエネルギーは重いため、常に荷物を肩に乗せているような状態になります。特に原因がないのに常に肩が張って重く症状がどんどんひどくなっていくのが生き霊による肩こりの特徴です。
生き霊にとり憑かれると「霊障」も起こる?
生き霊とは「生きた人間からある対象に向けられる負のエネルギーを持った念」です。この負のエネルギーは、心霊現象のような霊障を引き起こすことがあります。エネルギーの影響を受けやすい電化製品の故障や電波障害などが頻繁に起こったり、誰もいないのに突然香水やたばこの臭いなどの人の臭いを感じるなどの異変が身の回りに起ったりします。また、時には金縛りのように寝ている時に体が動かなくなり、相手の存在を感じるという現象も起こります。
生き霊にとり憑かれると「不運」も多くなる
生き霊は恨みや妬みなどの負のエネルギーです。エネルギーは同調しやすいので、生き霊にとり憑かれると自分も負のエネルギーが強くなってしまいます。そのため、「不運」と言われるようなよくない出来事をどんどん引き寄せてしまいます。普段絶対しないようなミスをしたりありえないようなことをしてケガをしたりということが続く場合は、生き霊の影響の可能性があります。
生き霊にとり憑かれると「精神的トラブル」を抱えることも
生き霊の負のエネルギーに同調してしまうと、自分のエネルギーも負の方向に引っ張られてしまいます。そのため、なんだかやる気がでないとか自信や希望が持てないといった精神状態になっていきます。この状態が続くと、自己否定や強迫観念などに精神がむしばまれてしまい「うつ」状態になっていきます。また、周囲の人が全員敵に感じたり誰かが自分をコントロールしようとしているといった「被害妄想」に陥ることもあります。
このような症状を取り除くには生き霊を取り除く必要があります。自分でできる対処法からプロに頼む方法までさまざまな方法がありますので、ぜひご自分にあった方法を探してみてください。