アセンデッドマスターの意味とは?
アセンデッドマスターとは、天使や聖人、神々のことで、かつてはこの地球で人間として生きてきたことのある魂です。英語で、昇りきった・上昇したという意味を持つ「ascende」と、指導者・極めるという意味を持つ「master」が組み合わさった言葉です。主なアセンデッドマスターには、釈迦(ブッダ)やマザー・テレサ、ラクシュミたちがいます。
私たちはこの地球に生まれてくる前、今世で達成する事柄や使命を課題として、決めてきました。彼らは、その私たちの課題を達成させるため、そして地球上にいる全ての人間の魂が、無事にアセンション(次元上昇)できるようにサポートしてくださいます。アセンションと聞いて、難しい言葉だなと感じる方もいるかもしれません。確かに、決して楽な道のりだけではないでしょう。しかし、その場面といかに向き合ってクリアしていくかが、大切なのです。落ち込む自分がいるから、楽しめる自分もいるのです。日々、人間的・魂的成長を心掛けて生きていきませんか。
この記事では、アセンデッドマスターとエンジェルナンバー333との関係や、アセンデッドマスターのうち10名の紹介、自分の専属のアセンデッドマスターを知る診断方法や、彼らとつながるためのチャネリング方法などを解説します。
アセンデッドマスターとエンジェルナンバー333の関係
アセンデッドマスターとエンジェルナンバー333には、「極めて強力にアセンデッドマスターに守られており、同時にアセンション(次元上昇)への前進ができるため、共に動き出しましょう」という意味があります。このナンバーをレシートや車のナンバープレート、看板などからよく見るようになった時は、アセンションに近づけるタイミングに来ている可能性があります。
アセンションの最終目的は、大きく分けて2つあります。1つは、魂に磨きをかけてアセンテッドマスターと呼ばれる方たちのように、地球を卒業し、人間のサポーターにまわることです。もう1つは、地球全体がアセンションし、より精神性の高い人類を作り上げていくことです。アセンションが終了した魂の肉体的死後は、ほとんどが人間を卒業して、魂の生まれた場所である宇宙に戻っていきます。そして、アセンテッドマスターなどの位に就き、この地球で人間として生きている魂のサポーターになります。
人間のアセンション前には、大きく分けて、4つのステージが用意されています。
第一ステージ | 恐れと不安、安全と力、肉体的・精神的性について向き合うべき流れが起きます。様々な感情の渦に出くわしますが、ひとつひとつ味わう必要があります。 |
第二ステージ | スピリチュアルな意識が働き、自然と同じ感性を持つ仲間と出会い、団結します。また、自分の意識と合わない人に対して、攻撃的な態度を取る人も出てきます。 |
第三ステージ | 価値観の崩壊が起き、自己の感情と行動に向き合うべき流れが起きます。クリアすると真の自分軸や心の安らぎが感じられます。 |
第四ステージ | いよいよアセンションへ移行します。世の全てを理解し、真の自由を味わいます。全てが神聖なものであることを実感します。 |
アセンデッドマスター一覧
アセンデッドマスターを一覧で、10名ご紹介します。
彼らとのご縁は、宗教的信仰や今世での家系的信仰でつながる可能性が一般的です。その中でもお互いの相性に合わせて、組まれることがあります。これから紹介する10名のアセンデッドマスターたちを見て、「とても惹かれる」や「以前から知っていて、理解が深い」、「自分と相性が良さそう」などの感じることがありましたら、ぜひその感情を大切にしてみましょう。
①釈迦(ブッダ)
釈迦は、生年月日が紀元前5世紀前後の4月8日とされる、北インドのシャーキヤ族の王族で、仏教の開祖です。人生における無常や精神的・肉体的苦痛を感じ、真実を追求するために、王太子時代の29歳で出家しました。それから林に入って6年間修行をしたのち、35歳の時に縁起と十二因縁を悟って、仏陀となりました。
②聖母マリア
聖母マリアは、イエス・キリストの母であり、聖ヨセフの妻です。イエス・キリストと同様にアセンデッドマスターであり、神聖なる聖母の愛を司る女神です。彼女には子育てや子を失ったのちに得た、子を思う母の強さと温かさがあります。
③ラクシュミ
ラクシュミはヒンドゥー教の女神です。4本の手はそれぞれに意味があり、1本目は使命や天命を無事に実行できるように促す、2本目は豊と繁栄、衣食住がきちんとできるように促す、3本目は欲望と愛を理解して求められるように促す、4本目は究極の自由を手に出来る=アセンション(次元上昇)を促します。
④ガネーシャ
ガネーシャはヒンドゥー教の神で、父にシヴァ、母にパールヴァティーを持ちます。彼の頭が像である理由は、父が我が子だと知らずに、誤って首を落としたことにあります。後に母に言われ、我が子の首を落としたと知った父は、首を探す旅に出ましたが見つからず、旅の始めに出会った像の首を持ち帰り、ガネーシャに付けました。
障壁をとりのぞき、財産をもたらす「商業の神」として慕われています。
⑤ミカエル
ミカエルは全ての天使たちの総司令官で、武勇に優れています。天使の階級には9段階(熾天使・智天使・座天使・主天使・力天使・能天使・権天使・大天使・天使)あり、彼は大天使に属します。一見、下の位に見えますが、現代において人間に対して直接手助けをするのは、大天使と天使の階級のみのため、人間界において最も偉大な天使です。
⑥空海
空海の正確な生年月日が不明ですが、宝亀5年(774年)に出生した、真言宗の開祖である平安時代を代表する僧侶です。19歳で修行を始め、24歳で悟りを開いたとされ、空海の出家宣言の書「三教指帰」には、室戸岬の御厨人窟で修行中に口の中に明星(虚空蔵菩薩)が入ってきたと記されており、これが悟りのきっかけだといわれています。
⑦マザー・テレサ
マザー・テレサは、カトリック教会の修道女であり、修道会「神の愛の宣教会」の創設者です。数々の偉業を成し遂げた彼女は、1997年に87歳で帰天しますが、帰天後1年が経過した頃、7か月の胎児並みの腫瘍を患っていた女性が神の愛の宣教会が経営する「死に行く人のための家」に行った時、腫瘍を消す奇跡をもたらしたとされます。
⑧クリシュナ
クリシュナはヒンドゥー教の神であり、父にヴァスデーヴァ、母にデーヴァーキーを持ちます。愛と智、美を司りますが、幼少の頃よりわんぱくぶりが言い伝えられています。彼と同じ、ヒンドゥー教の神であるヒンドラの祭典を行う牛飼いの女性たちから、人気を集めていましたが、そのうちのラーダーを愛したとされます。
⑨弥勒菩薩
弥勒菩薩は、13歳の頃に釈迦に弟子入りし、釈迦は当初から彼を見込んでいました。すぐに先輩弟子を追い抜きましたが、釈迦は他の弟子たちに「弥勒の人生は後12年ない、彼は死後、天で修行を積み、私が救いきれなかった人々を救う」と告げたのです。実際に12年後に帰天し、現在も弥勒菩薩は、如来になるために天界で修行を行っています。
⑩観音菩薩
観音菩薩は、バラモンの子である早離の来世であり、早離が騙されて島流しに合い、餓死する時に「生まれ変わったら苦しみを抱えている人を救いたい」と誓って観音菩薩になりました。父の長邦は仏陀の過去世の人物です。とても慈悲広く、人々の心に寄り添うために33体の姿に変化することができます。これを三十三観音といいます。
自分のアセンデッドマスターを知る方法
自分のアセンデッドマスターを知る方法を用いて、専属のアセンデッドマスターと共にアセンション(次元上昇)に向けて取り組んでいきませんか。
専属アセンデッドマスターの診断方法は、下記の通りとなります。
- 紙に「私のアセンテッドマスター」と書く
- その紙とペンを傍に置いて横たわる(寝室などの暗くてリラックスできる場所が良い)
- 心の中、または声に出して「私のアセンデッドマスターは誰ですか?」と言う
- どんどん高くなっていく山、そして無数の山をイメージする
- その山を登っていると、人と会うため、名前を聞く
- 名前をペンでメモする(名前でなく、キーワードを言われることもある)