敬老の日は何歳から祝う?
年配の方を祝うための敬老の日でも、人によっては高齢者扱いされたくない方もいるため、何歳以上の方を対象に祝えばよいのかは悩ましいテーマです。
兵庫県で最初に敬老会が行われたときは55歳以上の方が対象でしたが、現在の考え方では55歳といえばまだまだ現役といえる年齢です。
そこで1つの大きな基準になるのが法的に高齢者とみなされるようになる65歳以上でしょう。
日本では65歳以上となると国民年金の受給が始まる年齢であるとともに、多くの企業で定年とされる年齢にも当たります。
このため65歳になった方に対して祝うとよいでしょう。
敬老の日についてまとめ
毎年9月の第3月曜日に迎える年配の方を祝うための敬老の日は、年配の方が長年にわたって社会に貢献したことを讃えつつ、ご長寿を祝うための日とされています。
国民の祝日となったのは1966年からですが、そのルーツは終戦間もない1947年に兵庫県のある村が開いた敬老会です。
その後としよりの日として全国的に広まり、2度の名称変更を経て現在の呼ばれ方になっています。
その由来には聖徳太子や養老の滝にまつわるエピソードもあり、特に日付や敬老会から始まったことに関係する内容です。
主な祝い方として、贈り物をしたり食事会を開いたりします。
今後ますます少子高齢化が進み年配の方の割合が大きくなる予想の日本社会ですが、だからこそ敬老の日の趣旨やいわれをかみしめつつ、年配の方に尊敬と感謝の気持ちを示しましょう。