幻の古代大陸「レムリア」とは
レムリア大陸は、現在の世界地図でインド洋近辺にあったとされる、幻の古代大陸のことです。
年代は50万年前から2億年以上前と諸説ありますが、超古代文明のうちのひとつでスピリチュアルと大きく関わっています。
遥か昔、まだ地球上の大陸があまり分裂していなかった頃からあった広大な大陸であり、プレアデスやシリウスなどからやって来た人々が移り住み、レムリア人としてそこで高度な文明を築いていたとされます。
レムリア大陸は実在した?
レムリア大陸の存在が語られるようになった由来は、19世紀半ばにイギリスの動物学者ヘィリップ・スクレーターが、キツネザルの分布を調査したことによるものです。
アフリカ東南部のマダガスカル島に35種類ものキツネザルが生息していることが確認されており、海を遠く隔てたスリランカやインド、インドネシアなどインド洋周辺に生息していることが分かりました。
このことからスクレーターは、マダガスカル島とインド周辺は、インド洋に沈んだ巨大大陸によって陸続きだったのではと想定し、キツネザル(レムール)の名から由来するレムリア大陸と名付けました。
このレムリア大陸説はブラヴァツキー夫人によって1888年に刊行された著書『シークレット・ドクトリン』において登場しました。
著書の中でブラヴァツキー夫人は、レムリアは大陸であり、大陸が存在した位置はインド洋ではなく太平洋にあると発表して、神秘学者たちの間で高い指示を得ました。
レムリア文明は高度な技術をもっていた?
レムリア文明とは、レムリア大陸を拠点として栄えた文明の名称のことです。レムリア人たちによって文明が栄え、その高い技術力はかなり優れており、テレパシーや超能力を使って文明を築き、宇宙ともつながりがあったとされています。
幻の大陸とされているムーやアトランティスもレムリア人たちによる支配ではありましたが、レムリアはそれ以上に高度な人たちが支配していました。宇宙のマスターとの交流だけでなく、シリウスやプレアデスなどの異性人たちがテレパシーを使って、恒久的な平和をもたらすような政治をしていました。
またレムリアの人たちは宇宙だけではなく、3次元から5次元間の移動も可能で、他にも光やクリスタル、声、エネルギーを使うことによって体の病気を治癒することなどができ、レムリア文明の高い技術力は、有名な他の超古代文明とは異色の存在でもありました。
レムリアとは、争いを嫌い、慈愛の精神に重きを置いた文明であったと言えます。
高い知能と精神力をもつレムリア人の特徴
レムリア文明の下で暮らしていたレムリア人は、現代の人々と比べてとても高い知能と精神力を持っていたとされています。そんなレムリア人についてもう少し詳しく解説していきます。
脳の機能を90%以上使用していた
レムリア人は、脳の90%以上を使用していたという特徴があります。
通常ですと人間は10%程度の脳しか使っていないと言われており、宇宙人と同等レベルの力を発揮していたことが分かります。
このことから、宇宙とのつながりがあったことにも頷けます。
テレパシーを使うことができた
レムリア人は、言葉を必要としなかったため、テレパシーで会話をしていたと言われています。
レムリア人は、私たちが今現在いる第三次元の世界よりも高度な次元で存在しており、彼らの第六感は非常に活発でした。そのため、政府や戦争、コントロールのヒエラルキーは必要がなかったのではないかと言われています。
しかし、テレパシーはレムリア人だけでなく、私たち現代人にもできます。感覚や方法を忘れているだけで、全世界の人々がそれらを取り戻すことができれば、戦争のない恒久の平和な世界を実現できることでしょう。
食べ物を必要としていなかった
レムリア人は食べ物をあまり口にしなかったとされています。
エネルギーを主な活動源にしており、彼らは太陽や空気、地球のエネルギーを摂取することで活動することができ、全て波動が行動源となるため、食べ物は不要であったと言われています。この特徴は、日本で気食主義者と言われている人たちと似通った部分があります。
また、レムリア人たちは頭にあるエネルギーの吸収口「クラウン・チャクラ」からプラーナと呼ばれるエネルギーを取り入れることによって生命を維持していたと言われます。例外的に、お祝い事があったときにのみ、果物や木の実などを口にしていたとされています。
エネルギーをコントロールできた
レムリア人は、宇宙人に非常に近い存在です。その理由として、レムリア人にはエネルギーを物質に変化させたり、逆に物質をエネルギーに変化させるといったエネルギーのコントロールが可能でした。
つまり、サイキック能力や超能力といったスピリチュアル要素を含むものは、ほぼ全てできると考えられます。
しかし、これも本質的に言うと、私たち現代人にもそういった力はあり、感覚や方法を忘れてしまっているだけなのです。
日本人はレムリア人の生まれ変わり?
日本人はレムリア人の生まれ変わりではないかとされています。
その理由として、レムリア大陸が海に沈んだ際に、レムリア人たちはアジアを中心とした東洋の国へと移り住んだことが挙げられます。また、同じように海に沈んだアトランティスの末裔は、エジプトを経由して西洋の国へと流れていったため、アメリカ人はアトランティスの生まれ変わりではないかとされています。
現在の日本でレムリアの強力な影響を受けている場所は、四国や九州、沖縄です。また、平和で穏やかに共同生活をしていた縄文時代の人たちはレムリア文明の影響を受け継いでいるとも言われています。そのため、日本人の中でもレムリア時代の記憶を覚えている人がいます。
レムリアの名前を口にしたときに、何だか分からないけれど気になったり、懐かしいと感じたときは、ひょっとすると、レムリア人の生まれ変わりである可能性が高いです。また、生まれ変わりだと感じた人は、今の地球を新しい地球に変化させるという使命を帯びたインディゴチルドレンであるとも言われています。
先程もご紹介したように、レムリア人には戦争に対するヒエラルキーがなかったとされています。日本人がもし、レムリア人の生まれ変わりだとすると、世界平和の鍵を握るのは我々、日本人であるとも言えます。
レムリア大陸とレムリア文明のまとめ
- ブラヴァツキー夫人の『シークレット・ドクトリン』で、レムリア大陸の存在が知れ渡った。
- レムリアは高い技術力で他の超古代文明とは違った異色の存在でもあった。
- レムリア人は脳の90%以上を使用していた。
- テレパシーなどの超能力を使うことができ、会話を必要としなかった。
- 食べ物をほとんど口にせず、生命維持ができた。
- 日本人はレムリア人の生まれ変わりである可能性が高い。