水星逆行とは？その意味や逆行の影響、上手な活かし方について知ろう

水星逆行とは西洋占星術の用語で、水星が逆向きに動くことをいいます。

しかし、実際の水星は逆行せずに、あくまでも占星術で使用するホロスコープ（天体配置図）上で起きます。

ちなみにホロスコープ上では、月と太陽以外の8つの星（水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星）はすべて逆行します。

水星逆行の「水星」は、天体の水星そのものを意味します。

西洋占星術では天体ごとに個性や特徴があると考えられており、水星は機転・会話力・文章力・知識・商売・情報を司ります。

そのため主に機転や知識、コミュニケーション能力を利用した活動や小範囲での移動（県内旅行など）、情報拡散に向いています。

水星逆行の「逆行」の意味は、ホロスコープ（天体配置図）上で起こる自転と公転が逆向きになることです。

しかし西洋占星術の祖となった天文学者・哲学者・物理学者であるガリレオ・ガリレイが天動説を唱えた頃、地球は動かずにその他の天体のみが動いていると考えられていました。そのため、その頃の西洋占星術の逆行はホロスコープ上の話ではなく、実際に動いているものとされていました。

水星逆行が起こると水星の性格や特徴が裏目に出てしまい、おしゃべり・不安・大袈裟・精神不安定が表れます。また、過去に立ち返るという意味も持ち合わせているため、未解決になったままの自己の問題をクリアにするように流れが動くと感じる人も多くいます。

コミュニケーション能力の低下により落ち込みやすい時でもありますが、これを機に過去に残してきた課題にしっかりと向き合って、解決していくことができれば身も心もスッキリできます。

水星逆行が注目される理由は個人レベルで影響があり、それも目に見える形で表れるからです。

その要因は公転周期は約88日という、月の次に地球の近くを速いスピードでまわり続けているためです。慌ただしく動いている水星のエネルギーが、地球の人々に影響を及ぼしていると考えられています。

※ちなみに月の公転周期は約28日で、女性の月経周期に影響しているといわれています。

水星逆行による影響についてご紹介します。

水星逆行中の具体的な行動方法を（おすすめの過ごし方・注意したい過ごし方）に分けてご紹介します。

水星逆行中のおすすめの過ごし方を10個ご紹介します。

そのほかに、過去に立ち返って自分に不足しているものはないか見つめ直すのも良いでしょう。その際は自分の本音を文字にして書き出すことがおすすめです。

また、過去の水星逆行期間中には大手携帯電話会社やSNSの大規模通信障害なども発生しているため、携帯電話やインターネットを経由している情報などのメンテナンスやバックアップも積極的に行っていきましょう。

水星逆行中に注意したい過ごし方を10個ご紹介します。

前述した通り、水星逆行中には遅延の発生（仕事・計画・通信網・交通網など）が考えられます。

また不安や精神不安定にも陥りやすいため、普段よりゆとりを持った行動を心掛けて、精神的に安定した状態を保つようにしましょう。

さらにコミュニケーション能力の低下も考えられることや、話を聞いている相手も精神不安定な状態の可能性もあり得るため、お互いに不安にならないような言葉遣いや行動で関わっていきましょう。

2019年・2020年の水星逆行時期とどの星座で起こるかについてご紹介します。

西洋占星術のホロスコープは12分割にし、ひとつずつの区間を12星座に割り当てることができます。

さらに占星術における3区分（クオリティ）・4区分（エレメント）と呼ばれるものや、どの星座の区間で水星逆行が起きているかで、具体的な水星逆行の影響の質や影響の受けやすい星座の人を判断することができます。

 

2019年は全3回の水星逆行があります。
 

2020年は全3回の水星逆行があります。