ケセラセラの意味とは？言葉の使い方や元ネタを紹介

「ケセラセラ」の元ネタは1956年にヒッチコック監督の手掛けた映画「知りすぎた男」の主題歌であり、主演女優のドリス・デイの楽曲「Que Será, Será(ケセラセラ)」が元とされています。2004年にアメリカ映画主題歌ベスト100に選出された名曲です。

劇中でドリスの子供がさらわれてしまい、その子供へのメッセージとして歌い続けるシーンが印象的に描かれています。

スペイン語が語源だと言われていますが、文法的にあり得ないことから創作語となります。どこの国も言葉にも該当しない言葉になります。

「ケセラセラ」の意味は「なるようになるさ」です。不安になったりネガティブな想いに囚われそうになったりする時のおまじないのような言葉です。

ケセラセラはいい加減な生活を送ることとは違います。「人生は自分次第でどうにでもしていける」だから思い悩まないで気楽に前に進んでいこうというメッセージとなります。

 

「ケセラセラ」はポジティブになりたい・なってほしい時に使います。ネガティブな気持ちの時に「頑張れ」とやる気を押し付けるのではなく、なんとかなるよというニュアンスで「ケセラセラ」と声掛けをすることでリラックス効果を生み出します。

その結果、無理をせずに良いタイミングで行動ができ上手くいくという未来が現れます。未来の無限の可能性のためにもケセラセラ精神は大切です。

他にも「ケセラセラ、うまくいくから大丈夫だよ」など、周囲の人が落ち込んでいる時に伝えてなぐさめるときもあります。

ケセラセラの類語は以下の通りです。

• Let it be（レットイットビー）
• Let it go（レットイットゴー）

世界的に有名なビートルズの楽曲で大ヒットしています。

意味は「あるがまま」です。

この言葉は耳なじみのある方が多いでしょう。「アナと雪の女王」の主題歌として世界中で大ヒットしています。

「ありのまま」というエルサの想いがこもったこの楽曲に、大勢が心打たれたことでしょう。

 

• 琉球方言の「なんくるないさ～」
• 「明日は明日の風が吹く 」

ケセラセラとは「なんとかなる」という意味です。無理して自分や周囲を追い込むのではなく、なんとかなるの精神で過ごすと日々が違ってくるでしょう。日記帳や手帳にケセラセラと書いて、日々目に付くようにするのもオススメです。