残滓の読み方や意味とは?その言葉の語源や使い方を紹介

残滓の読み方や意味とは?その言葉の語源や使い方を紹介

「残滓」とは、残り物や残りカスという意味で、読み方は「ざんし」です。物理的な残り物という意味のほかにも「価値がなくなった物」を揶揄する場合もあります。普段はあまり使うことのない「残滓」の意味や類語・語源について解説します。

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  1. 1残滓の読み方や意味とは?
  2. 1.1「ざんさい」は慣用句
  3. 2残滓の語源
  4. 3残滓の使い方・用例
  5. 3.1物理的な意味の「残滓」の使い方
  6. 3.2古い物・事を比喩(または揶揄)する使い方
  7. 4残滓の類語
  8. 5残滓と残渣の違い
  9. 6残滓の意味のまとめ

残滓の読み方や意味とは?

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残滓」は「ざんし」と読みます。普段聞き慣れない言葉なのですが、

  • 残り物・残りカス
  • 後に残った役に立たないもの
といった意味があります。主に食べ物や飲み物の残り物や残りカスを表す言葉ですが、価値がなくなったことを揶揄して「残滓」が使われることもあります。

着物ちゃん

着物ちゃん

日本人にとって馴染みの深い日本茶。湯飲みに付いた茶渋も「お茶の残滓」と言えます。

チャーリー

チャーリー

じゃあ、コーヒーや紅茶を飲んだ後でカップに残る汚れも「残滓」だね。

「ざんさい」は慣用句

「残滓」の正しい読み方は「ざんし」ですが、「ざんさい」と読まれることがあります。

これは誤った読み方なのですが、一般的に「ざんさい」と読まれることが多くなり、慣用句として定着しました。辞書にも、慣用句として載っていることが多い読み方です。

着物ちゃん

着物ちゃん

読み方が違うだけで、意味は変わりません。

残滓の語源

「残滓」は「残」と「滓」という漢字で成り立っています。それぞれの漢字の意味はこちらです。
 

残(のこす・ザン 残り・余り・残す
滓(かすおりサイ かす・よごれ・けがれ

」が「」っているということから、「残滓」という言葉が生まれたと思われます。

残滓の使い方・用例

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それでは残滓の用例をみていきましょう。

物理的な意味の「残滓」の使い方

日常生活では、残りカスと言うことが多く、「残滓」という言葉はなかなか出てきませんが、覚えておくと人から一目置かれるかもしれません。

お母さん

お母さん

ちょっと!食べた後にはちゃんと残滓を片付けておいてよね!

占い師

占い師

トルコには、コーヒーの残滓がどのように残ったかを見て占う、コーヒー占いという文化があるのよ。

古い物・事を比喩(または揶揄)する使い方

「残滓」は、過去から残っている記憶・思い出などを表している場合もあります。また、時代遅れなどの皮肉を込めて揶揄する時にも使われます。

よしこ

よしこ

あの人との思い出の残滓が消えなくて切ない。

クワ

クワ

今は何でも機械がやってくれる時代だもんな…。僕なんか大昔の残滓なのかな…。

議員

議員

令和となった今、古い残滓は一掃して、新しい政策に取り組んでいこうではありませんか!

残滓の類語

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「残滓」の類語には次のようなものがあります。
 

残留物(ざんりゅうぶつ) 残って留まっている物
残余(ざんよ) 何かを取り除いた後に残っている物
名残(なごり) ある事が過ぎた後に残る影響・余韻

着物ちゃん

着物ちゃん

「残留物」や「残余」は、物質を表す時に使われるわね。「名残」は、物ではなく人の気持ちを表していることが多いわね。

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

「名残惜しい(なごりおしい)」っていう言葉は私もよく使うわ。

残滓と残渣の違い

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この「残滓」と似ている言葉として「残渣ざんさ)」という言葉があります。漢字も似ていて読み方も似ているのですが、微妙に違いがあります。

残滓と残渣の違い

  • 残滓」は、濾過した後に残っている物・カス
  • 残渣」は、溶かして濾過した後で溶けずに残っている

コーヒーを例に挙げて説明します。

コーヒーを飲み終わった後、カップの内側に残ったカスは「残滓」です。(フィルターで濾過した後に残った)。

一方、フィルターの中に残っている豆のカスは「残渣」です。(お湯で溶かして濾過した後でも、溶けずに残っている)。

両者の大きな違いは、溶かしているか・溶かしていないか、です。これは人体にも当てはまり、胃で消化されずに残った物を「残渣物」と言います。

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

ドラマのセリフで聞いたことがあるわ。「残渣物」から、いろいろな謎を解いていたわ。

「残滓」と違って「残渣」は、溶かすという化学的な要素を含むため、物質的な残り物を示す時にしか使われません。

残滓の意味のまとめ

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日常生活ではあまりというかほぼ触れることのない「残滓」という言葉ですが、意味を知ると以外に身近な言葉であることが分かります。会話で使う機会は少なくても、本を読んでいる時や、何かを調べている時には目にするときもあると思います。

同じ表記で違うニュアンスで使われる場合もあるので、意味を間違えないように注意しましょう。

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