戊辰の四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)
戊辰を年柱にもつ人
年柱に戊辰をもつ人の幼年期は、行儀の良さを感じさせるでしょう。特別な行動ではなく、歩き方や食事の仕方など日頃の行いに品を漂わせます。若いときは、目上から厳しくされることもあるでしょう。ただし、自分に対しての言葉は受け止めますが、親しい人への苦言を聞いた場合は、相手の立場に関係なく言い返す正義感をもっています。
戊辰を月柱にもつ人
月柱に戊辰をもつ人の青年、壮年期は、マイペースに過ごせる環境でこそ力を発揮するでしょう。協調性には欠けるため、大きな組織ではトラブルメーカーになってしまうことがあります。逆に単独作業の多い場所で社会参加した場合は、能力を開花させていきます。女性の場合は、専業主婦よりも仕事をもっていた方が、バランスは取れるでしょう。
戊辰を日柱にもつ人
日柱に戊辰をもつ人が生涯失わない特徴は、言葉数は少なくても説得力をもつところでしょう。一度決めると、どんな大胆な行動も厭わず、普段の穏やかさを忘れさせるほど印象を変えます。逆境に置かれるほど燃えるタイプで、勝負強さをみせるでしょう。
戊辰を時柱にもつ人
時柱に戊辰をもつ人の晩年は、年齢とともに駆け引きがうまくなり、周りを自分のペースに引き込んでいくでしょう。周囲には気づかせず、自分の手のひらで踊らせることができます。良くも悪くも、黒幕のような存在になり影響力をもつでしょう。
では次に戊辰が、それぞれの柱に出ている場合を説明していきます。
年柱は、幼いころの性格。
月柱は、成人後から社会人になってからの性格。
日柱は、一生を通じて変わらない部分。
時柱は、晩年の過ごし方。
全体にも影響を与えますが、とくに柱の意味が強調されます。