・まっすぐな道でさみしい
・分け入っても分け入っても青い山
・どうしやうもないわたしが歩いてゐる
荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)
・空をあゆむ朗朗と月ひとり
・落葉の、これでも路であることは橋があって
尾崎放哉(おざきほうさい)
・足のうら洗へば白くなる
・墓のうらに廻る
・入れものが無い両手で受ける
華ちゃん
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— つまびきや◎10/31と11/1は蔦乃葉市! (@tsumabikiya) June 24, 2017
普段はついつい見過ごしてしまいがちなシックリこない感じ、ムシャクシャする気持ち、嬉しいことなどが感情が込められている自由律俳句を紹介してきました。極限まで削った言葉の中に何を感じるかを読み込んでみるのも面白いかもしれません。
コウジ君
ここまで読んでいただきありがとうございました!
文学って奥深いなあ!
「咳をしても一人」とは?9音の俳句に込められた意味と作者について解説、まとめ
- 咳をしても一人は自由律俳句たった9音で孤独を表している
- 尾崎放哉は元々秀才でエリートだったが最後は俳句しかなかった
- 尾崎放哉、種田山頭火は自由律俳句を代表する俳人
- 病弱な正岡子規と間違えられているケースも多い。
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自由律俳句なんて簡単!ただ思ったことを言ってるだけ!って思っている人。ノンノン違うのよ。定型俳句を知ってるからこその自由律俳句なのね。 そうそう伊集院光さんが放哉と山頭火を語っているからちょっと覗いてみましょう。