傾奇者の意味とは?言葉の語源や使い方を紹介

傾奇者の意味とは?言葉の語源や使い方を紹介

「傾奇者」とは「異様で目立つ風貌や行動を好む、常軌を逸した人」という意味を持ちます。戦国時代末期からある言葉で、テレビドラマや歌舞伎などで見聞したことがある人も多いかもしれません。この記事では「傾奇者」の意味や読み方・語源に加え、使い方を詳しく解説します。

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  1. 1傾奇者の読み方や意味は?
  2. 2傾奇者の語源
  3. 3傾奇者の使い方・用例
  4. 4傾奇者の類語や類似表現
  5. 5傾奇者の意味のまとめ
DATSUさん

DATSUさん

世間を騒がす「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志さんは自らのプロフィールを「傾奇者(かぶきもの)」
としているけど、傾奇者とはそもそもどういう意味なんだろうか?

傾奇者の読み方や意味は?

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「傾奇者」とは「かぶきもの」と読み「異様で目立つ風貌や行動を好む、常軌を逸した人」という意味を持ちます。また反社会的で、体制に不満や疑問を持っている人などを表現する言葉でもありました。

同じ読みで歌舞伎者とも書かれることもあり、現在では歌舞伎芝居の役者を表す言葉として使われています。

傾奇者は小説や漫画、ドラマの題材として人気となっています。その中でも取り上げられることが多く、広く知られているのは戦国武将である「前田慶次」です。前田慶次も派手な格好をして、思いがけない方法や破天荒な行動で当時を生き抜いた傾奇者と言われています。

傾奇者の語源

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傾奇者の語源は「傾く(かたむく)」「数奇」という言葉からきています。数奇側に傾いている人間、ということから傾奇者という言葉が生まれました。

戦国時代に合戦や武器などより、お茶や茶道具に熱心な人を「数寄者(すきもの)」と呼び、一般的ではない人を表していました。そして数寄者よりさらに通常ではない考え方に傾いている、ということで傾奇者となったようです。

傾奇者と呼ばれる人が多くいたのは、戦国時代末期から江戸時代初期までです。激動の戦国時代を経て、転換期の新しい体制や社会に合わない武士や武家奉公人が増え、それらの通常ではない者たちを表現する言葉として生まれ、使われるようになりました。

フロイト先生

フロイト先生

似ているような人間が増えてきたら、それらを表す言葉も生まれるものじゃ。

華ちゃん

華ちゃん

ギャルとか不良とか、草食男子とかね

傾奇者の使い方・用例

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傾奇者の使い方や用例をご紹介していきます。身なりや行動が一般的ではない人に対して使用することができるほか、生き様などを表す際にも使われることがあります。

番長

番長

戦国武将である前田慶次の生き様は、まさに傾奇者と言えるものだったそうだ。

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

そう言っているあなたもなかなかの傾奇者よ。

現在ではやんちゃな様子を表現するために傾奇者が使われることもあります。小説やTVドラマで「天下御免の傾奇者」という前田慶次のイメージが広まり、傾奇者という言葉の響きがカッコいいということで使用する人も増えているようです。

傾奇者は人を表す言葉として使われていますが、型破りな行動や常軌を逸した行動自体を「傾く(かぶく)」と呼んだりもします。

傾奇者の類語や類似表現

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傾奇者の行動や様子を指す「傾く」の類語や類似表現とされている言葉をご紹介します。人を指す場合は以下の言葉に「~な人」と続けます。

類語 意味
破天荒 今まで誰もやらなかったことをやる様子
型破り・規格外れ 決まっているルールや形式通りではないこと
常識にとらわれない それまでの固定概念にしばられていないこと

他にも一般的ではない様子を表す「風変わり」や「ぶっ飛んだ」などという言葉も類似表現とされています。この言葉が広く使われた戦国~江戸時代には、伊達男や無頼の徒、粋がった若者たちを指す言葉でもありましたが、近年では「傾奇者」や「傾く」という言葉を一般的に使うことはほとんどなく、どちらかというと上表の類語を使用する場合の方が多くなっています。

傾奇者の意味のまとめ

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傾奇者は異様で目立つ風貌や行動を好む、常軌を逸した人、異端の人を表現する言葉として、戦国時代末期に生まれました。現在もそのような人に対して使う他、歌舞伎役者のことを表すために使用されることがあります。

常識にとらわれない様子や生き様は、社会のルールを守って堅実に生きている人から、魅力的に思われることもあります。そのためドラマや小説、漫画などで傾奇者が登場することは多く、高い人気を誇っています。

憧れる人も多い傾奇者ですが、一般的ではないという表現のされ方から分かるように、そのような生き方をするのは難しいでしょう。しかしたまには、思い切って派手な格好や行動をしてみるのもいいかもしれません。

傾奇者の意味まとめ

  • 傾奇者とは「かぶきもの」と読み、異様で目立つ風貌や行動を好む、常軌を逸した人を意味する
  • 傾奇者の語源は「傾く(かたむく)」「数奇」という言葉
  • 傾奇者の類語・類似表現は「破天荒な人」「型破りな人」「常識にとらわれない人」など

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