癸未(みずのとひつじ)の特徴とは?
四柱推命おじさん
癸未を日柱にもつ人が仲間にいると、気配りと面倒見の良さに助けられることが多いでしょう。
どんな人に対しても、平等に付き合う誠実な人です。困っている人に救いの手を差し伸べる、温かさももっています。寂しがり屋で、常にだれかといたい人です。ただし、繊細な神経が心の波を激しくさせ、突然ひとりになりたがるところがあるでしょう。
周囲から人気の高い人ですが、どれだけ好かれても孤独感をもっているため、気遣いをする必要があります。精神的に安定していれば、やさしさと頭の良さによって、周りに良い影響を与えられる人です。
癸未の女性の性格
癸未を日柱にもつ女性は、明るさをもちながらも控えめな性格をしているでしょう。
頭も良く行動力も備わっていますが、人に迷惑を掛けたくない気持ちがあり、積極性を抑えているようなところがあります。ただし、自分の辛さなどはみせませんが、他人の落ち込みには敏感です。そっとそばにより、励ますようなやさしさをもつ人でしょう。
欠点としては、自分に厳しいわりに金銭感覚に甘さがあります。ストレスがたまると、衝動買いをしてしまうようです。この部分にだけでなく、気分屋なところがあり、興味の対象が次から次へと変わっていくでしょう。それにより、周りが振り回されてしまうことがあるようです。
癸未の男性の性格
癸未を日柱にもつ男性は、洞察力の鋭さをもつ他人の気持ちに敏感な人でしょう。
基本的には受け身の人で、積極的に周囲を引っ張るようなところはありません。ただ、ときに鋭い意見を放ち、知識や情報に裏付けされた行動力をみせます。そのうえ、人の気持ちに敏感でやさしく背中を押してくれるところがあるため、自然に重要なポジションにつくことになるでしょう。
どんな人にも変わらず、思いやりをみせるため、異性からの人気は高めです。ただ、博愛主義なため、愛情を一点に集中することは少ないでしょう。モテるため誤解を与えやすいですが、結婚すれば家庭を大切にする、良き夫となれるタイプです。
癸未の四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)
癸未を年柱にもつ人
年柱に癸未をもつ人の幼年期は、距離感のある両親のもとで育つことを表しています。その場の空気を読む子供である場合が多く、周囲を観察して行動するでしょう。慣れた人に対しては、極端に甘えをみせるところもあります。
癸未を月柱にもつ人
月柱に癸未をもつ人の青年、壮年期は、自己主張は少ないものの、周囲を観察し時折鋭い意見を口にします。ただそれを評価しない上司の下にいると、力を発揮するのが難しくなるでしょう。
癸未を日柱にもつ人
日柱に癸未をもつ人の生涯失わない特徴は、心の内をなかなかみせないところです。「何を考えているかわからない」という印象を周囲に与え、本音で話す相手はごく限られた人になるでしょう。
癸未を時柱にもつ人
時柱に癸未をもつ人の晩年は、年齢を重ねても夢を忘れない、ロマンチストです。やや現実離れをしているようなところはありますが、その夢への思いの強さにより、成功を手にすることもあるでしょう。
年柱、月柱、日柱、時柱で占う陰陽五行を元にした四柱推命。
今回は癸未(みずのとひつじ)を日柱にもつ人です。
とくに、一生涯影響をもち続けるといわれる、日柱に癸未がある場合を見ていきましょう。
最初は、全体的に周囲の人たちがどういうイメージで見ているかを解説していきますね。