壬申(みずのえさる)の特徴とは?
四柱推命おじさん
壬申を日柱にもっている人が仲間にいると、明るいムードメーカーという存在になります。
知的好奇心が豊富で、だれに対しても学ぶ姿勢をもつでしょう。どちらかというと、机上で覚えるのではなく、体験することを好みます。ただし、その知識の使い方は上手ではありません。行動力はあるのですが、いざというときに知識の多さが邪魔をして、目標が定まらないところがあるでしょう。
いろいろな話題をもっているため、会話上手で社交的に見えます。ただ、それは上辺の顔で意外に警戒心が強く、心を打ち明ける相手は少ないでしょう。また短気なところもあるため、協調性を求められる状況では力を発揮できません。外見の印象とは違い、ひとりでの作業や研究に適性がありそうです。
壬申の女性の性格
壬申を日柱にもつ女性は、知的なクールビューティという言葉がピタリとくる魅力をもっています。
笑顔はやさしく会話も上手なため、人当たりは良いでしょう。ただ、話しているようで自分のことを話題にする機会は少ないはずです。意外に秘密主義で、感情も表に出さないためミステリアスなところもあるでしょう。それが男性を惹きつける、一番の魅力になっています。人気があるだけでなく、恋愛経験は豊富になるでしょう。
もうひとつ隠し持っている特徴が、負けず嫌いな面です。あくまでも冷静に、正論で攻めていくため、目上の人には可愛げがないと思われることもあるでしょう。現実的な考え方をするため、冒険はしませんが、持ち前の頭の良さと集めた知識で社会を渡り歩いていきます。
壬申の男性の性格
壬申を日柱にもつ男性は、向上心があり誠実な人柄で信頼を集めるでしょう。
学ぶことが好きなだけでなく、頭の回転が速くものにするにも時間は掛かりません。どんな場面、状況でも臨機応変に動くことができるタイプです。ただし、あまりにもすべてをこなしてしまうため、器用貧乏で終わってしまう人もいるでしょう。また結果を早急に求め過ぎて失敗してしまうこともありそうです。
内面は繊細で孤独な部分ももっていますが、外見的にはサービス精神旺盛でムードメーカーとなるでしょう。観察眼の鋭さは人間関係でもっとも活かされ、場の空気を読んで行動するため、まとめ役となることも少なくありません。ただし、恋愛面では素の部分の繊細を隠すことができず、束縛する場合もありそうです。
壬申の四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)
壬申を年柱にもつ人
年柱に壬申をもつ人の幼年期は、教育熱心な両親のもとで過ごすことを表しています。知識をまとめられる力がもてれば、企画部門などで活躍できるでしょう。なにかを学ばせてくれる上司や目上の人とも、縁ができやすいタイプです。
壬申を月柱にもつ人
月柱に壬申をもつ人の青年、壮年期は、すべてに広がりが見られるときです。人との出会いが多く、それに応じて知識や場に応じた行動を身につけていきます。会話上手なことから、人から招かれることも多く、にぎやかな時間を過ごすでしょう。
壬申を日柱にもつ人
日柱に壬申をもつ人が生涯失わない特徴は、自己主張の強さです。普段は穏やかですが、スイッチが入ってしまうと負けず嫌いな面が顔を出します。清濁併せ呑むタイプではないだけに、戦う背景は常に正論となります。それだけに、駆け引きの多い世界にいると生きにくさを感じて、ストレスをためてしまうでしょう。
壬申を時柱にもつ人
時柱に壬申をもつ人の晩年は、身近な人に対しての愛情が濃くなっていきそうです。もともと信頼する相手は、限られています。その特徴が強まり、家族や仲間を守る意識の高まりがみられるでしょう。
年柱、月柱、日柱、時柱で占う陰陽五行を元にした四柱推命。
今回は壬申(みずのえさる)を日柱にもつ人です。
まず、一生涯影響をもち続けるといわれる、日柱に壬申がある場合を見ていきましょう。
最初は、全体的に周囲の人たちがどういうイメージで見ているかを解説していきますね。