「まいね」とは?青森の方言の意味や使い方を知ろう

「まいね」とは?青森の方言の意味や使い方を知ろう

青森県で使用されている方言「まいね」について解説します。青森県は津軽地方と下北地方、南部地方に分かれますが、「まいね」は主に津軽地方で使用されている言葉です。ここでは「まいね」の意味とその使い方を例文を交えながら、ご紹介していきます。

「まいね」の意味とは

困っている様子
フリー写真素材ぱくたそ

青森県津軽地方で使われている「まいね」は「駄目」という意味です。「これでは駄目だ」といった諦めモードや禁止の際に使われる津軽弁で、「まいなぁ」「まねじゃ」と言う場合もあります。

また「まいね」という単語は、一つのことに対して使うのではなく、助動詞を加えながら会話の中に取り入れるのが一般的です。 

「まいね」は青森の方言

津軽富士を望む風景出典: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/AME_7dleiudj_TP_V.jpg

「まいね」は、青森市や弘前市の津軽地方を中心とした方言です。そもそも青森県は中央に位置する八甲田山を境界に、津軽地方と南部地方、下北地方の三つに分かれますが、実はこの三つのエリアによって青森の方言は全く異なります。この「まいね」も、南部地方や下北地方では使用されないばかりか、意味が伝わらない地域もあるようです。

 

「まいね」の使い方の例

仕事に遅れてしまう「どうしよう」という表情をする男性
フリー写真素材ぱくたそ

青森弁(津軽弁)の「まいね」を使用した例文を紹介します。

「せばだば まいねびょん。」

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

ごめん、仕事が終わらねで約束の時間さ間に合いそうもねわ。
(ごめん、仕事が終わらなくて約束の時間に間に合いそうもないわ。)

マイルド君

マイルド君

せばだば、今夜の映画まいねびょん。
(そういうことなら、今夜の映画は駄目だねー。)

「せばだば」は「それじゃあ」、「びょん」は「~だよね」という意味です。

例えば、デートの約束なのに彼女の仕事が終わりそうもなく、楽しみにしてた映画に行けなくなってしまったときなどに出る言葉です。青森県民は、性格が穏やかなため、心から残念に思いながらも、仕方ないと自分に言い聞かせるために使う場合もあります。

ちなみに、青森でも南部地方では「せばだば まいね びょん」と同じことを「それだば わがねべ」と言うそうです。

「洗濯物、外さ干せばまいねよ。」

洗濯を干したいけど雨が降りそうな予感
Photo byigorovsyannykov

お母さん

お母さん

雨が降ってくるはんで、洗濯物外さ干せばまいねよ。

「雨が降ってきそうだから、 今から外に干したらダメよ」という意味です。ここに出てくる「~はんで」とは、「~なんだから」という意味です。このように聞くと、何となく青森弁がわかってくるはずです。標準語と比較すると、少し文章が短いので覚えると便利かもしれません。

「まいねごどしてしまったじゃ!」

悩みを抱え込む男の子
Photo byMyriams-Fotos

「まいねごど」とは「駄目なこと」のことで、語尾の「じゃ」とは「~してしまった」「やってしまった」という意味です。「まいねごどしてしまったじゃ」は「駄目なことをやってしまった!」と、本当にまずいことをしてしまったと後悔する様子がうかがえます。
 

「まねだよ。オモチャは箱に入れとかないと後々困るからね。」

「まねだよ。オモチャは箱に入れとかないと後々困るからね」

まね」とは「まいね」がさらに短縮された形で、この例文は「ダメだよ、オモチャは箱の中に入れておかないと後々困るからね」という意味になります。

よく親が子供に言う言葉で、おもちゃ箱から出して遊んだ後は、しっかり元に戻しておかないとなくなったりして困るのは自分ということです。

「人さめいわぐかげだらまいねよ。」

駄目だよと注意する上司
フリー写真素材ぱくたそ

「人に迷惑かけちゃ駄目だよ」という意味です。青森弁は濁音を入れるのが特徴的で、「だら」は標準語の「~したら」に相当します。

  • まいねの意味は「駄目」「駄目です」
  • 青森県津軽地方の方言

その他方言に関する記事はこちら

のイメージ
「かちゃくちゃする」とは?北海道や東北の方言の意味や使い方を知ろう
「かちゃくちゃする」という方言をみなさんは耳にしたことがあるでしょうか? 今回は「かちゃくちゃする」の言葉の意味、そしてどこの地方で使われている方言なのかをご紹介します。具体的な例文を用いて使い方も確認していきましょう。
のイメージ
「あやつける」とは?北海道の方言の意味や使い方を知ろう
「あやつける」は北海道で使用されている北海道弁の1つです。「あやつける」とは一体どんな意味を持った方言なのでしょうか。また「あやつける」が使われている地域やその語源、日常生活での使い方についても例文と共にいくつかご紹介していきます。
のイメージ
「ちょす」とは?北海道、東北の方言の意味や使い方を知ろう
「ちょす」という言葉を耳にしたことはありますか? 「ちょす」は、北海道や東北地方、新潟で広く使われている方言で、今も年代を問わず日常的に使用されています。今回は、この「ちょす」について、その意味や使い方など例文を交えてご紹介していきます。
のイメージ
「なまら」とは?北海道の方言の意味や使い方を知ろう
「なまら」は北海道の方言として多くの方に知られています。ですが、「なまら」の意味や使い方を知っている人は少ないのではないでしょうか。この記事では「なまら」の意味や語源、使い方を解説しています。読んで方言の知識を増やしましょう。
のイメージ
「パカパカ」とは?愛知や宮崎の方言の意味や使い方を知ろう
「パカパカ」は愛知県と宮崎県で使われる愛知弁と宮崎弁の一つで、「チカチカ」という意味があります。私たちが「パカパカ」と聞いてイメージするのは馬の蹄の音や、ガラケー世代の方には馴染み深いガラケーを開くときのパカパカという音ですが、愛知県と宮崎県の方たちは、そうは捉えず信号が「チカチカ」しているといったふうな使い方をします。
のイメージ
「ごじゃっぺ」とは?茨城の方言の意味や使い方を知ろう
「ごじゃっぺ」とは一体何を意味する言葉なのでしょうか。茨城の方言と言われている「ごじゃっぺ」の意味や語源について調べました。また、「ごじゃっぺ」に似た言葉「ごじゃらっぺ」との違いや、「ごじゃっぺ」を使った例文などまとめてご紹介します。
方言のイメージ
方言
  • 幸福を掴むために必要なのは、ちょっとしたコツとタイミング。
    大変な努力や苦労をしなくても人は幸せになれるのです。
    特別なチカラを持つ者だけが知っているコツとタイミング
    そして幸せを掴む方法を、あなたにしっかりとお伝えいたします。
    20万人が体験した奇跡の占い

セレスティアの無料タロット占い

友だち追加

記事を評価する

評価 4.8 / 5(合計2人評価)

関連記事