「パカパカ」の意味とは
「パカパカ」は愛知県と宮崎県で使われている愛知弁と宮崎弁の一つで、電球や蛍光灯の寿命が近づいてチカチカと点滅する様子や信号がチカチカと点滅する様子を指す言葉です。
また、「パカパカ」は眩しいという意味では使いません。
「パカパカ」は愛知や宮崎の方言
「パカパカ」は愛知弁と宮崎弁の一つですが、そもそも愛知弁と宮崎弁って何?という方にむけて二つの方言について解説します。
- 愛知弁・・・尾張弁と三河弁があり、尾張弁とは西部で使われ三河弁は東部で使われています。
尾張弁は語尾に「みゃー」と「やー」「だがね」などがつき三河弁は語尾に「だら」と「りん」と「じゃん」が使われています。
- 宮崎弁・・・豊日方言(ほうにちほうげん)と薩隅方言(さつぐうほうげん)があり、豊日方言は語尾に「ち」や「ちゃ」がつき薩隅方言はひどいを「イミシ」と言ったり、よくないを「オロイ」といったりと独特な方言として知られています。
このように愛知弁と宮崎弁は訛りが強い方言です。愛知県は中部地方で宮崎県は九州でかなり離れているにも関わらず同じ方言を使っているというのは面白いですね。
続いて「パカパカ」の例文について紹介していきます。
「パカパカ」の使い方の例
「パカパカ」を実際にどういう場面でどのように使うのか例文として紹介した方がイメージがつきやすいと思うので、「パカパカ」にまつわる例文を2つご紹介しますので旅行にいった際に役立てていただければ幸いです。
「あ、あそこの信号がパカパカしよるかい、はよ渡らんといかんが。」
最初に紹介する例文は「あ、あそこの信号がパカパカしよるかい、はよ渡らんといかんが。」になります。意味は「あ、あそこの信号がチカチカしてるから、早く渡らないと」になります。
ボブ
「あ、あそこの信号がパカパカしよるかい、はよ渡らんといかんが。」
(あ、あそこの信号がチカチカしてるから、早く渡らないと!)
プロゲーマー君
「あっ!ホントだ!早く渡らんと!」
(あっ!ホントだ!早く渡らなきゃ!)
「電話のランプがパカパカしよるし、確認しとこうか?」
続いて点滅シリーズ第2弾です。こちらも先程と同じで「パカパカ」は「チカチカ」と同じで「電話のランプがチカチカしてるし、確認しておこうか?」という意味になり、ランプの点滅を表しています。会話形式にすると次のようになります。
マイルド君
「電話のランプがパカパカしよるし、確認しとこうか?」
(電話のランプがチカチカしてるし、確認しておこうか?)
DATSUさん
「ほんとに?助かる!ありがとう!確認お願い!」
- パカパカの意味は「チカチカする」
- 愛知や宮崎の方言
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「パカパカ」以外にもセレスティアでは色々な方言を紹介しています。
ぜひともご参照ください。