語尾の「じゃん」は方言?地域別の意味と使い方をご紹介!

語尾の「じゃん」は方言?地域別の意味と使い方をご紹介!

「頑張っているじゃん」などのように一般的に語尾につける形で使われる「じゃん」という言葉は、実は愛知県三河地方が起源とされる方言です。また方言によっては標準語と異なった使われ方もします。今回は「じゃん」の起源や地域別の意味・使い方を見ていきます。

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  1. 1「じゃん」は方言?
  2. 2方言にみる「じゃん」の意味とは?
  3. 2.1方言「じゃん」の語源
  4. 3「じゃん」は地域によって使い方が違う?
  5. 3.1愛知の「じゃん」
  6. 3.2静岡の「じゃん」
  7. 3.3山梨の「じゃん」
  8. 3.4島根の「じゃん」
  9. 3.5おまけ:関西の場合
  10. 4方言「じゃん」の使い方の例

「じゃん」は方言?

おしゃべりし合う若い女子2人
Photo bynastya_gepp

「じゃん」は若者言葉だが実は方言

「じゃん」は若者言葉の中でも語尾につくものの1つです。「今日も頑張っているじゃん。」とか「やるじゃんか」などの使われ方をし、今この記事を読んでいる読者の中にも使った記憶があるのではないでしょうか?

「じゃん」は多くの方に知られているものの実は方言とも言われています。もし「じゃん」が方言であるとすれば、どの地域の方言なのでしょうか。

方言にみる「じゃん」の意味とは?

開いている英和辞典
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「じゃん」の意味とは?

最初に「じゃん」の意味について見ておきます。
「じゃん」は「~じゃないか」や「~だよね」など、相手に何かを確認するときに親しげに使われる言葉です。「じゃん」は三河弁の特徴的な表現で、三河弁の代名詞「じゃん・だら・りん」の一つ。
現代では東京をはじめ全国的に広く使われています。加えて使う年齢層も比較的若い方が多いですが、中高年層でも多くの方が使う言葉です。

ほかにも疑問で使う「じゃんか」や、念押しのように使われる「じゃんね」といった形もあります。

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「じゃん」は地域によって使い方が違う?

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