「こじゃんと」とは?高知の方言の意味や使い方を知ろう

「こじゃんと」とは?高知の方言の意味や使い方を知ろう

「こじゃんと」という方言を聞いたことはありませんか?「こじゃんと」は高知県全域で使われている方言の一つです。今回は高知弁の「こじゃんと」の意味や由来について、具体的なシチュエーションや例文も交えて詳しく解説していきます。

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  1. 1「こじゃんと」の意味とは
  2. 2「こじゃんと」は高知の方言
  3. 3「こじゃんと」の使い方の例
  4. 3.1「今日はこじゃんと寒かったちゃ。」
  5. 3.2「よし、こじゃんとやるぞ。」
  6. 4「こじゃんと」の類義語

「こじゃんと」の意味とは

「こじゃんと」の意味とは

こじゃんと」の意味は「ひどく・徹底的に・とても・たくさん」という意味があります。「しゃんとする(きちんとする)」に小が付き「こしゃんと(きちんとまとまっている)」と言われるようになったのが由来です。こしゃんとの「きちんとまとまっている」という意味から「見事に」と変わっていき、現在では「徹底的に」という意味になったと言われています。

「こじゃんと」は高知の方言

「こじゃんと」は高知の方言

「こじゃんと」が使われているのは高知県全域ですが、実際に「こじゃんと」を会話の中で使っているのは年配の方が多く、若い世代はあまり使っていません。また、同じ高知弁でも東部・中部・西部と若干の違いがあったり、その地域固有の方言も存在しています。

そして、高知県は方言が西と東ではっきり2つに分かれているのが特徴です。東西を区切る境界は四万十町の窪川地域となっており、窪川より東は高知弁を話し、西は幡多弁を話します。これは戦国時代にその地域を統治していた武家・公家の違いであるとも言われています。中部を統治していたのは武家の「長曾我部家」であり、西部地域を統治していたのは応仁の乱から逃れ、移り住んだ公家の「一条家」でした。そのため幡多弁には京都訛りのようなイントネーションも見られ、現在も幡多地域の中心部である四万十市中村は「高知の小京都」と呼ばれています。

ちなみに、高知県民が「こじゃんと」をさらに強調して言いたい時には「こっじゃんと」という風に使います。

「こじゃんと」の使い方の例

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「こじゃんと」はどんなタイミングで使えばよいのでしょうか?実は「こじゃんと」の使い方としてはあまり難しく考えなくても大丈夫です。英語の「verry」や「めっちゃ・超」と同様の使い方をすれば大抵は通じます。

それでは「こじゃんと」の具体的な使い方の例文を紹介していきます。

「今日はこじゃんと寒かったちゃ。」

「今日はこじゃんと寒かったちゃ。」

チャーリー

チャーリー

天気が悪いのに、川へ泳ぎにいっちょったが?そりゃあ寒かったろうに…
(天気が悪いのに、川へ泳ぎに行っていたの?それは寒かっただろうに…)

ボブ

ボブ

うん。今日はこじゃんと寒かったちゃ。晴れちゅう日やないと、泳ぐもんじゃないね。
(うん。今日はとても寒かった。晴れている日じゃないと、泳ぐものではないね。)

「よし、こじゃんとやるぞ。」

「よし、こじゃんとやるぞ。」

厨二ちゃん

厨二ちゃん

失恋してしもうた。やけ酒、つきおうてや!
(失恋しちゃった。やけ酒、つきあってよ!)

厨二くん

厨二くん

よし、こじゃんとやるぞ。飲んで忘れや!
(よし、今日はとことん飲むぞ。飲んで忘れてしまえよ)

「こじゃんと」の類義語

「こじゃんと」の類義語

「こじゃんと」に似た高知弁をご紹介します。
 

類義語  意味             文例
うんと 大いに
たくさん
テストで100点取ったき、うんと褒めちゃろう
ざまな 大きい
太い
ざまな魚が釣れちょったに、糸が切れてしもうた
しょう 非常に
とても
このハサミは、しょう切れるねえ
たいて かなり
非常に
野球部は、たいて頑張り寄ったに甲子園行けざったかよ

 

  • 「こじゃんと」の意味は「ひどく」、「徹底的に」
  • 高知で使われている方言

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