「マチネ」の意味とは?
「マチネ」は舞台興行の「昼公演」を意味します。フランス語が由来で、オーケストラやバレエなどヨーロッパ発祥の舞台にむけてよく使われています。

咲ちゃん
観劇する人たちのあいだでは、とてもポピュラーな言葉なんですよ。

番長
ちょっとマチネぇ!俺は生まれてこのかた大衆演劇の昼公演を「マチネ」なんて言ったことは無い!

咲ちゃん
そんな番長さんにも、ぜひ「マチネ」のことを知ってもらえたら幸いです!

番長
おう!そこまで言うんだったらぜひ教えてもらおうじゃねぇか!
「マチネ」の語源
フランス語が由来となっていると書きましたが、フランス語の「Matinee」(意味は「朝」「午前中」)が語源になっています。ミュージカルやオーケストラは昼と夜の公演に分かれることが多く、明るいうちにおこなわれるステージが「マチネ」と呼ばれるようになりました。

咲ちゃん
ちなみに夜の上演は「ソワレ」と言うんですよ。おなじくフランス語の「Soiree」(意味は「夜会」「日暮れ」)が語源になっています。

番長
たしかに大衆演劇の夜上演前は「ソワレ…ソワレ…」するぜ!

咲ちゃん
駄洒落はそれくらいにして、次は使い方や実際に使われている例を紹介していきますね!
「マチネ」の使い方・用例
使用例を3つ紹介します。
例①「マチネお疲れ様でした!」
@nattu515 マチネお疲れ様でした✨今日もす〜〜〜〜っごく楽しいです‼️楽しいけどエモエモのエモすぎて( ;ᯅ; )
— ☺︎ (@oftn_n) November 17, 2019
残りあと1公演ですね‼️なおやくんが最後まで楽しく舞台に立てますように👏🥳夜は全員での打ち上げ生放送もあるみたいなので楽しみにしていますね💓お疲れの中ありがとうございます🙇♂️

番長
「マチネお疲れ様」ってことは「昼の上演お疲れ様」って意味だな!

咲ちゃん
そうです!昼のステージに出演した役者さんたちをねぎらう言葉として使われています。

番長
なるほど。「マチネ」を使うとねぎらいも洒落て聞こえるぜ。
例②「マチソワ」
「マチソワ」とは「マチネ」と「ソワレ」を組み合わせた言葉で、昼と夜のステージどちらも観劇するときに使われます。
- 「今日、マチソワ行ってきます!」
- 「マチソワ楽しみ!」
#ノッキンヘブン
— しげるだいすき\( ^^ )/♡ (@KaorueF) November 21, 2019
マチソワ観劇の一日🎉
両チーム観たら世界観がより深まったし、わからなかった部分がはっきり見えてきたりして😌
男女逆転しているからこそ感動のポイントとタイミングも少し違ってたりして…
とにかく、がむしゃらにひたむきに生きることは美しいなぁ〜
どのキャラも魅力的でした! pic.twitter.com/uE7zUVVuYM

咲ちゃん
ちなみに、昼の上演が終わって夜の公演をまっている人たちは、そのあいた時間を「マチソワ間」と呼んでいます。

番長
組み合わせて使えるなんざ、なかなか便利な言葉じゃねぇか!
例③「マチネアイドル」
1930年代から1960年代にかけてしきりに使われたのが「マチネアイドル(Matinee idol)」です。そのころの演劇や映画に出演したルックスのよい男性俳優を、主に女性ファンが賞賛する言葉として使いました。

咲ちゃん
「マチネアイドル」は今では使われなくなった言葉ですが、好きなアイドルや俳優さんを女性が賞賛する気持ちは変わりませんね。

番長
くぅぅ~!俺も好きなあの子に「私のマチネアイドル」なんて言われてみてぇなぁ…。

咲ちゃん
舞台のお礼や予定など「マチネ」は幅広く使える言葉です。観劇初心者の人も気軽に使ってみてくださいね!もちろん番長さんも!
「マチネ」の意味のまとめ
昼と夜の公演に分かれることが多い興行舞台で、昼の公演を意味する「マチネ」。夜の公演を意味する「ソワレ」と共に覚えて、あなたも観劇通になりましょう!

マイルド君
「マチネ」の意味はわかりましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。