マイルド君
「シャイセ」の意味とは?
「シャイセ!(Scheisse!)」とは日本語で「クソ!(糞)」の意味にあたります。
日本ではマイナスなことに遭遇した時や自分の思い通りにならなかった時に「クソ!」とか「畜生!」などと言うことがありますが、そのドイツ語版が「シャイセ!」と思って頂いて間違いないでしょう。
マイルド君
実際、日本で「クソ」を会話に使う事はあまりないよな。ドイツでは街中でもしょっちゅう耳にするぜ。じゃぁ具体的な使い方を例をあげて説明していくな!
「シャイセ」の使い方・用例
実はドイツ語と日本語には「似ているところがある」と言われています。「シャイセ」の使い方もまた、日本語の「クソ(糞)」と似ていると言えるでしょう。
マイルド君
例えば「クソどうでもいい」と言いたいときに「Scheiße egal」(シャイセ エガール)なんて使うな
さらに「何かを鼓舞する時」にも使うことがあります。
マイルド君
「クソ天気いいね」「Scheißwetter」(シャイスヴェター)と使うこともあるな。
ちなみに「シャイス」は「シャイセ」からきているんだ。
さらに日本で「シャイセ」が意識されるようになったきっかけの一つとして漫画「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するヒロインの一人「惣流・アスカ・ラングレー」が「シャイセ」と言っていたことも大きいようです。
アスカちゃんシャイセって言ってたの;;かわいい;;本当に叶くんと被る;; pic.twitter.com/6LhzdxhTpQ
— りぃ💚 (@kwr_53) April 28, 2015
マイルド君
「シャイセ」を英語で表すと「shit」や「Fuck」にあたるんだ。他の国の言葉も解りやすくTwitterに載っていたんで紹介するな
日:くそ!
— サッカー用語を外国語でbot (@bot_gaikokugo) November 21, 2019
英:Shit! シット
独:Scheiße! シャイセ
伊:Merda! メルダ
葡:Merda! メルダ
「シャイセ」だけじゃない!人に言うのはNGなドイツ語5選
マイルド君
「シャイセ」の他にも「人に言うのはNGなドイツ語」には注意が必要だ。今回は5つほど紹介していくな。
ドイツ語を使う際には注意をして、自分の意図としないトラブルをさけていこう
geil(ガイル)
geil(ガイル)は「やばい」を意味します。
以前はマイナスな印象の言葉でしたが近年は若者が「やばい(素敵な)音楽」「geile Musik」(ガイルムジーク)などと使うようになりました。
しかし、世代によってはまだ浸透していないので人に使うのはさけましょう。
dumm(ドゥム)
dumm(ドゥム)は「バカ」を意味します。
「私ってバカ」「Ich bin dumm」(イス ビン ドゥム)などと自分への皮肉で使うことが多いですが、他人にたいして「バカ」「dumm」は失礼なので使わないようにしましょう。
verrückt(フェアリュックト)
verrück(フェアリュックト)は「狂っている」を意味します。
こちらも「私、コーヒー狂いなの」「Ich bin verrückterKaffee」(イス ビン フェアリュクット タァーフィー)など自分への皮肉として使いますが、誰かに向けて使うには親しい間柄だけに留めておくことをお勧めします。
verdammt(フェアダムト)
verdammt(フェアダムト)は「畜生」です。
「うわっ 畜生!」「Ach, verdammt!」(アッハ、フェァダムト!)などイライラした時に使うことが多いです。
こちらも自分への皮肉として使う言葉なので、ビジネスなどのシーンでは使用をさけましょう。
Kuh(クー)
Kuh(クー)は「雌牛」を意味します。
ドイツでは雌牛が日本に比べて大きく、全体的にだらしのないイメージがある為に、女性に対して軽蔑的な意味を込めて使うことが多いです。
また、動物や果物の言葉を使うことで相手を侮辱する意味になることがあるので、注意をする必要があります。
まとめ
「シャイセ」の意味は日本語で「クソ(糞)」になります。
自分に向けて使う場合は問題ありませんが、他人にむけて使うと「侮辱罪」などで警察にお世話になってしまう場合もあるので注意が必要です。
恐らく「クソ」と使う時は冷静では無い時でしょうが、思わぬところでトラブルにならない為にも自身と周りの状況を見てから使うことをお勧めします。
マイルド君
最後まで読んでくれてありがとう。
「シャイセ」は、他人に言ってしまうとトラブルになる可能性があることがわかったかな?
他にも「海外で注意する行動」に関連する記事を載せておくから参考にしてくれ!
ドイツ語の「シャイセ」だが、その意味をしっているか?
もし知らなかったら使うときに注意が必要だ。
今回はシャイセについて詳しく説明していくから、しっかり覚えてくれ。