他のおすすめ遊び方/「中抜き」
ここでは「しきりとおやつ」に次いで簡単に遊べる他の遊び方、「中抜き」のやり方ついて解説していきます。併せて、「はじき入れ」「はじき出し」「国盗り(くにとり)」「おはじき落とし」という他の遊び方についてもご紹介していきます。
【中抜き】
- まず、準備のやり方に沿っておはじきを広げたら、その中の二つを少し離れた場所に置きます。これが門になります。
- 門の間を通るようにおはじきをはじいていきます。門を通過したおはじきに当たるのは問題ありませんが、他のおはじきに当たると失格です。
- 最後に門の役割だったおはじき同士を当てることができれば、門を通ったおはじきが全部もらえます。
【はじき入れ】
- 得点を記入した半円を描いた画用紙を壁の前に置きます。
- スタートラインに置いたおはじきをはじき、一番得点が高い人が勝ちです。
【はじき出し】
- 画用紙の中央に円を描きます。
- 1人1回ずつ順番にはじいて、最初に自分のおはじき3個を円に入れた人が勝ちです。
【国盗り】
自分の陣地からはじき始めて、3回はじいて、戻ってこられたら、その分の自分の陣地を広げられる、という陣取り合戦です。
- 大きめの画用紙に自分の陣地を書きます。紙の角に親指を置き、それを軸に人差し指で円を描くようにして、扇形の線を引きます。
- 1回目は、自分の陣地から外に向かって、おはじきをはじき出します。止まった場所に印をつけて、続けて2回目をはじき、また印をつけます。
- 3回目は、自分の陣地に向かってはじきます。3回目で自分の陣地に戻ってこられたら、おはじきが通過した3つの点を結んだ部分が、自分の陣地になります。2巡目以降は、陣地内のどこからでもはじくことができます。もし、3回目で自分の陣地に戻れなかった場合や、自分のおはじきがほかの人の陣地に入ったり横切ったりした場合、紙の外にはじき出てしまった場合も、その時点で交代します。
- 陣地を広げるスペースがなくなったら終了です。より広い陣地を取った人が勝ちです。
おはじき落としとは、縁日などで遊ばれる水中コイン落としのおはじき版です。水の中を、ゆらゆらと揺れながら落ちていくおはじきもきれいで、見ているだけでも楽しめる遊びです。
- 深めの水槽に水をはり、お椀やお皿を沈めておきます。
- 水槽の上からおはじきを落とし、お椀の中におはじきがたくさん入った人が勝ちです。
おはじきは英語でなんという?
「おはじき」を英語で言うと以下のようになります。
a tiddlywink
例文:子どもたちは、おはじき遊びをしていた。
The children were playing tiddlywinks.
簡単で楽しい「おはじき」の遊び方とルール、その魅力
- 「おはじき」は、日本の昔遊びの代表的存在
- 奈良時代に中国より伝来したおはじき遊びが、時代を経て発展しながら、女の子の遊びとして定着してきた
- よく知られている遊びには「しきりとおやつ」「中抜き」などがある
- 誰でも簡単に遊べ、ルールや遊び方も自由に決めることができる点が「おはじき遊び」の魅力
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おはじきの遊び方・中抜き