竜涎香とは?どんな香り?その価値・値段見つけ方について解説!

竜涎香とは?どんな香り?その価値・値段見つけ方について解説!

竜涎香(りゅうぜんこう)は昔から珍重されている希少な香料です。こちらの記事では竜涎香はどのようなものか、どんな香りかご紹介します。さらに、日本の海岸でも竜涎香が見つかるかもしれない可能性と、見つけた場合はどうすればいいのかもご説明します。

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  1. 1竜涎香とは?
  2. 1.1クレオパトラや楊貴妃も愛用した
  3. 1.2マッコウクジラの名前の由来について
  4. 2超高級?竜涎香の値段と価値について
  5. 3竜涎香の見つけ方・判別方法と発見事例
  6. 3.1これはもしや?竜涎香判別方法
  7. 3.2日本でも過去に見つかっている!発見事例
  8. 4竜涎香の香りは?どんな匂いがする?
  9. 5竜涎香の販売方法を紹介
  10. 6竜涎香とは?まとめ

竜涎香とは?

竜涎香とは?
Photo byjogi031

竜涎香は「りゅうぜんこう」と読み、古くから貴重な香水の原料として使われている香料の一種で、「アンバーグリス」ともいわれます。

竜涎香は、マッコウクジラが好物のダイオウイカのクチバシが消化されず、腸内で結石になり排出されたものと言われていますが、竜涎香そのものが希少すぎて研究が進んでいないため、現在でも謎が多い物体です。

独特の香りや効能、希少価値から竜涎香は「香料の王様」と言われ、珍重されています。
 

華ちゃん

華ちゃん

「りゅうぜんこう」かあ。
マッコウクジラの腸内で作られて排出されたものというのはつまり、くじらのフン…?

女神さま

女神さま

排泄物といっても竜涎香は、クジラの胆石でごくまれに排泄されるものだからフンとは違いますよ!想像するような悪臭ではなく、独特のかぐわしい香りがするんですよ。

華ちゃん

華ちゃん

希少というけれど、そんなに竜涎香の人気が高いなら、マッコウクジラを飼育してフンを回収したら、たくさんマッコウクジラの胆石が集まるのでは?

女神さま

女神さま

いいアイデアだけど、日本だけでなく世界を見ても生体のクジラが飼育されているところはありません。クジラ自体が飼育するには大きすぎますからね!特にマッコウクジラは歯のある生き物の中では世界最大の生き物で、成体は12~18メートルあるんですよ!
 

クレオパトラや楊貴妃も愛用した

クレオパトラや楊貴妃も愛用した
Photo byKathleenPirroArts

竜涎香(りゅうぜんこう)は昔から知られる動物性の高級香料です。媚薬や性欲促進薬として、またワインや料理などの香りづけとして使われていました。現在でも「香料中の至宝」や「香の王様」などと呼ばれ、高値で取引されています。

竜涎香は、かのクレオパトラや楊貴妃も竜涎香を使っていたとされている、極上の香りです。

また、竜涎香の成分のなかで特に香りが強い香気成分は「アンブロックス」です。アンブロックスは有名ブランドの香水にも使用されるほどのかぐわしい動物性香料となっています。

アンブロックスは、イブ・サンローランのモンパリや、ヴェルサーチのエロスフェムなどに配合されています。

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マッコウクジラの名前の由来について

マッコウクジラという和名は、漢字表記すると「抹香鯨」です。体内で作られる竜涎香の香りが抹香に似ていることから「抹香のような香りのする竜涎香を体内に持つ鯨」という意味で「マッコウクジラ」と呼ばれていました。それがそのまま生物学名として定着しました。

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超高級?竜涎香の値段と価値について

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