中国式産み分けカレンダーの「受胎月」はいつ?
受胎月とは、妊娠した女性にとって楽しみな、出産予定日を計算するうえで欠かせない基準です。
妊娠した女性とその家族は、いつ生まれてくるのかだけでなく、生まれてくる赤ちゃんが男の子なのか、女の子なのかを早く知りたいと強く望んでいる場合があるでしょう。
そのような場合に役立つのが、「中国式産み分けカレンダー」といわれるものです。
最近では、日本でも多くの女性が活用しており、その性別の的中率の高さからも注目されています。この中国式産み分けでも受胎月は重要な基準となります。今回は、この中国式産み分けカレンダーでいう受胎月とはいつの事なのかについて見ていきます。
「受胎月」と「数え年」を用いる中国式産み分けとは?
中国式産み分けとは、13世紀ごろの中国で、科学者が古代の出生記録から作成したといわれるカレンダーに基づいて行う産み分けのことです。中国では、この産み分けカレンダーを産婦人科の医師が活用するほど、社会の中に深く浸透しています。
その的中率は9割以上といわれる場合もありますが、中国で行われたある調査によれば、実際は約7割ほどの的中率のようです。加えて、医学的な根拠もないため、どちらかといえば占いを使った赤ちゃんの性別を判断するための一つの手段といえます。
この結果と違う性別を望む場合は、病院や医療機関等で産み分けゼリーなどを使った産み分け方法等を試みるのが一般的なようです。
中国式産み分けに必要な「受胎月」と「数え年」の考え方
受胎月と数え年は中国式産み分けカレンダーを使って赤ちゃんの性別を知るための基準です。
詳しい計算方法については次で見ていきますが、受胎月は基本的に妊娠前に性交した日の月のことを言い、その月を旧暦月におきかえます。
次に、数え年とは、生まれた時点での年齢を1歳と数え、次の1月1日に1つ年を取ると考える年齢の数え方です。
現在、私たちが普段使っているのは、誕生日を迎えるごとに1つ年を取る満年齢ですが、例えば、8月10日生まれで現在25歳の方が数え年だと、
誕生日前 → 満年齢+2歳 誕生日前(1月1日~8月9日まで)は24歳+2歳=26歳
誕生日後 → 満年齢+1歳 誕生日後(8月10日~12月31日まで)は25歳+1歳=26歳
となります。
中国式産み分けカレンダーを見るには、このように導き出した受胎月と数え年が必要です。
それでは「受胎月」と「数え年」を計算してみましょう!
それでは受胎月と数え年の具体的な例を使って計算してみましょう。
まず、受胎月の計算時に注意しなければならないのが、中国式産み分けカレンダーは旧暦に基づいて作られていることです。旧暦カレンダーやインターネットを使い、性交日を旧暦に直して、受胎月とします。例えば、性交した日が5月13日の場合、旧暦に換算すると4月9日になるため、受胎月は4月とします。
次に、数え年ですが、1989年4月6日生まれの女性の6月15日時点での数え年は、前述した計算方法を用いると(誕生日後~12月31日までは満年齢に1を足す)で31歳ということになります。
受胎月と数え年が揃ったら、中国式産み分けカレンダーをみてみましょう。
ここでは、生まれてくる赤ちゃんは女の子という結果になっています。
中国式産み分けカレンダーで子どもの性別を占ってみましょう!
受胎月と数え年をもとに、生まれてくる赤ちゃんの性別判断に中国式産み分けカレンダーを用いる場合は、性交日を旧暦に置き換えたうえで受胎月を導き出し、数え年を計算します。この2つの数でカレンダーを確認します。
赤ちゃんがいつ生まれてくるのか、または男の子なのか?女の子なのか?は妊娠中の女性にとって、とても気がかりなものです。性別はどちらが生まれても嬉しいことには変わりありませんが、望みどおりの性別で生まれてきてくれればいうことはありません。
こんな時は中国式産み分けカレンダーで生まれてくる子供の性別を占ってみましょう。ただし、あくまでも占いですので、必ず当たるわけではないことは理解しておく必要があります。
「中国式産み分け」まとめ
- 中国式産み分けとは13世紀に作られた産み分けのためのカレンダーを使うやり方で、受胎月と数え年で生まれてくる赤ちゃんの性別を判断する。なお的中率は約7割といわれている。
- 中国式産み分けカレンダーでは受胎月と数え年が重要な基準となるが、受胎月は具体的には性交した月をもとに計算する。
- 受胎月を旧暦で計算するには旧暦カレンダーなどを使い、数え年は満年齢に1か2を足す。