「だんだん」とは?島根の方言の意味や使い方を知ろう

「だんだん」とは?島根の方言の意味や使い方を知ろう

島根県の方言である「だんだん」という言葉をご存じですか。「だんだん」は、島根県の中でも出雲弁と呼ばれ「ありがとう」という意味があります。そこで、今回は島根県の方言「だんだん」について由来や使い方を例文と共に詳しく解説します。

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  1. 1「だんだん」の意味とは
  2. 2「だんだん」は島根やその他西日本の方言
  3. 3「だんだん」の使い方の例
  4. 3.1 出雲弁「べったーべったー、だんだん。」
  5. 3.2 「だんだん。昨日今日と色々お世話になりました。」

「だんだん」の意味とは

「だんだん」の意味とは
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「だんだん」の意味とは、「ありがとう」という感謝の気落ちを伝える際に使われる方言です。

「だんだん」という言葉は、漢字では「段々」となります。もともと「いろいろ」や「重ね重ね」、「手を合わせて頂戴する」という意味で、お世話になったり何かいただいたりしたときに「だんだん(いろいろ)お世話になりありがとう」という使い方をしていたのが、省略され現在の「だんだん」という言い方になりました。

「だんだん」は島根やその他西日本の方言

「だんだん」という言葉は、江戸時代に京都で使われていた言葉が全国に広がったとされています。現在は、「ありがとう」という意味で「だんだん」を使っている地域と元々の「いろいろ」や「重ね重ね」という意味で「だんだん」を使っている地域とがあります。

  「だんだん」を使っている地域
「ありがとう」という意味 鳥取県・愛媛県・山口県・高知県・九州地方などの西日本
「いろいろ」や「重ね重ね」という意味 山形県・新潟県・福島県など

島根県内で「だんだん」を使っている地域は島根県東部の出雲弁です。島根弁には、出雲弁や石見弁(いわみべん)、隠岐弁(おきべん)があります。

出雲弁:島根県東部で使われている方言。東北地方の言葉と近い方言が多く、ズーズー弁のように聞こえる話し方をする

石見弁:島根県西部で使われている方言。言葉自体は、広島県や山口県、関西に近いとされるが、イントネーションは標準語に近いのが特徴

隠岐弁:隠岐諸島で使われている。隠岐弁は、海に囲まれた島のため、出雲弁や石見弁とも違う発音。また、島内の方言も山に囲まれているため地域ごとに使われる言葉やイントネーションも異なるという特徴がある

このように、地域によって言葉やイントネーションの特徴が異なるため、同じ島根県在住の人でも方言が伝わらないということがあります。

「だんだん」の使い方の例

「だんだん」の使い方の例
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次に「だんだん」の使い方と例文について解説します。島根弁での「だんだん」は感謝の気持ちを伝えるときに使用する方言です。

そのため、何かをして貰ったり、贈り物をいただいたりして、嬉しい気持ちや「ありがとう」の気持ちを伝えたい時に「だんだん」を用いれば良いのです。

それでは、「だんだん」の例文を紹介します。

出雲弁「べったーべったー、だんだん。」

萌え袖ちゃん

萌え袖ちゃん

キリのえーところで作業を中断して、お昼たばこにしてごしなはい。みそすぃーも、ちべてお茶もあーますからね。

(キリのいいところで作業を中断して、お昼休憩にしてください。味噌汁も冷たいお茶もありますからね)

スケ番

スケ番

こぎゃんごちそうまで用意してくれて、べったー、べったー、だんだん。

(こんなごちそうまで用意してくれて、いつも、いつも、ありがとう)

「だんだん。昨日今日と色々お世話になりました。」

上京君

上京君

だんだん。昨日今日と色々お世話になりました。まげにおもそっかたです。

(ありがとう。昨日今日といろいろお世話になりました。とても楽しかったです。)

番長

番長

なにくそまいさん。そいから、泊まりに来てごさっしゃい。楽しみにしちょーね。

(どういたしまして。また泊まりにきてください。楽しみにしていますね。)

  • だんだんの意味は「ありがとう」
  • 島根やその他西日本で使われている方言

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