意外と低い?ポップコーンのカロリーについて
ポップコーン(プレーン塩味)のカロリーは100gあたりおおよそ480~500kcalで、スーパーなどに売っている1袋(約50g)では240~250kcalと意外にも低カロリーです。なぜ見た目よりカロリーが低いのかというと、ポップコーンは軽くてかさがあるからです。
ポップコーンは食べると結構な満腹感を得られ腹持ちも良いので、他のお菓子をたくさん食べるよりも、結果的には食べ過ぎない分、摂取カロリーを減らすことができます。また、ポップコーンにはダイエットにも効果的な成分が含まれているともいわれています。
味付けでカロリーがかなり変わるので要注意!
ポップコーンには様々なフレーバーがあり、その味つけ次第では高カロリーになってしまうこともあります。例えば、市販されているポップコーンの中でも、キャラメル味やチーズ味の場合はカロリーが高めになります。
量が多く、美味しく、さらに低カロリーのポップコーンが食べたいなら、手作りしてみるのもおすすめです。
ポップコーンの栄養価と効果 ダイエットにおすすめ?
効果①食物繊維が豊富
ポップコーンがダイエットに良い理由その1は、食物繊維が豊富ということです。食物繊維と言うと、レタスに多いことで有名ですが、実はポップコーン100gにはレタス4個分もの食物繊維が含まれています。
また、食物繊維の効果と言えば有名なのが、腸内環境の改善です。腸内環境が整うことで、便秘が解消され、ぽっこりお腹も解消することができます。ダイエットの大敵である便秘が、ポップコーンで解消できるとなると、他のお菓子よりもダイエット効果は高いといえそうです。
効果②ポリフェノールが含まれている
ポップコーンがダイエット向きな理由その2は、ポリフェノールが豊富に含まれていることが挙げられます。ポップコーンの原料でもあるとうもろこしには「ルテイン」「フラボノイド」「ヘスペリジン」という食物油由来の抗酸化成分が含まれています。この抗酸化成分は「ファイトケミカル(phytochemical)」とも呼ばれ、老化やがんなどの原因となる活性酸素による酸化を防いでくれます。さらにフラボノイドやヘスペリジンは、ポリフェノールの一種でもあります。
ポリフェノールは、活性酸素による酸化を防ぐだけでなく、血液をサラサラにする効果やコレステロール値を下げるなどの効果が得られるといわれています。ちなみに、ポリフェノールが豊富な食べ物としては、豆腐などの豆類、赤ワイン、ブルーベリー、ラズベリーなどが知られています。
効果③栄養価が豊富
ポップコーンがダイエット向きな理由その3は、原材料のとうもろこしの栄養をほぼ全て吸収できることも挙げられます。ジャンクフードとして認知されがちなポップコーンですが、実は栄養バランスが非常に良い食べ物といえるでしょう。
なぜ栄養価が高いかというと、ポップコーンはとうもろこしをオイル(時にはノンオイル)で、種子を皮ごと加熱して作られるからです。食物繊維が豊富なうえに、とうもろこしに含まれる栄養素である「鉄」「亜鉛」「ビタミンE」「ビタミンB群」「βカロテン」などがバランスよく摂取できます。
効果④糖の吸収が穏やか
ポップコーンがダイエット向きと言われる理由その3は、とうもろこしに含まれる糖質の吸収が穏やかなことです。とうもろこしは焼いて食べてもゆでて食べても、ほのかに甘いことからもわかる通り、糖質は高めです。
ただ、一口に糖質と言っても種類があり、とうもろこしに含まれる糖質は「多糖類」に分類されます。多糖類はでんぷんがメインなこともあり、他の糖質に比べると吸収が穏やかです。そのため、血糖値が急激に上昇するのを防いでくれる効果もあります。
砂糖を使ったお菓子よりも、ダイエット向きと言われる理由がここにもあります。