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- 1日本といえば何が思い浮かぶ?
- 2「日本といえば」で連想できる文化トップ3
- 2.1「日本といえば」で連想できる文化第3位:日本庭園
- 2.2「日本といえば」で連想できる文化第2位:武士
- 2.3「日本といえば」で連想できる文化第1位:礼儀作法
- 3「日本といえば」で連想できる食べ物トップ3
- 3.1 「日本といえば」で連想できる食べ物第3位:天ぷら
- 3.2 「日本といえば」で連想できる食べ物第2位:ラーメン
- 3.3 「日本といえば」で連想できる食べ物第1位:寿司
- 4「日本といえば」で連想できる名所トップ3
- 4.1「日本といえば」で連想できる名所第3位:三重県 伊勢神宮
- 4.2「日本といえば」で連想できる名所第2位:京都府 花見小路
- 4.3「日本といえば」で連想できる名所第1位:静岡県・山梨県 富士山
- 5「日本といえば」で連想できる花トップ3
- 5.1「日本といえば」で連想できる花第3位:梅
- 5.2「日本といえば」で連想できる花第2位:菊
- 5.3「日本といえば」で連想できる花第1位:桜
- 6「日本といえば」で連想される人気のお土産トップ3
- 6.1「日本といえば」で連想される人気のお土産第3位:日本茶
- 6.2「日本といえば」で連想される人気のお土産第2位:日本酒
- 6.3「日本といえば」で連想される人気のお土産第1位:和菓子
「日本といえば」で連想できる食べ物第3位は、天ぷらです。
天ぷらの祖は、奈良時代から平安時代の間に中国から伝来したものでしたが、文献で天ぷらという言葉が見られるのは江戸時代前期です。1669年(寛文9年)に発刊された食道記に「てんふら」と記されています。江戸時代前期にはすでに精進料理などがあり、「食べ物に衣をつけて揚げる」という揚げ物の調理法が確立されていました。現在では、家庭料理や外食店などでも食べられるポピュラーな料理ですが、このような歴史があったのです。
「日本といえば」で連想できる食べ物第2位:ラーメン
「日本といえば」で連想できる食べ物2位は、ラーメンです。
ラーメンは元々中華料理のひとつで、日本にラーメンを食する文化が入ってきたのは江戸時代末期です。当時の日本は鎖国が一部地域で解かれ、函館・横浜・神戸・長崎などが開港されました。その際にそれぞれの土地で作られた中華街(当時の名称:南京町)で、在日中国人が食べていた麺料理が祖であるといわれています。
1910年(明治43年)、東京都の浅草で尾崎貫一という人物が、横浜中華街から招いた中華料理人を起用し、日本人向けのラーメン店「来々軒」をオープンさせました。これが現代の日本人が何気なく食している、日本のラーメン文化の始まりであり、ラーメンが日本食の中でも有名なもののひとつとなりました。
「日本といえば」で連想できる食べ物第1位:寿司
「日本といえば」で連想できる食べ物第1位は、寿司です。
日本の寿司には千年の歴史があり、奈良時代にはすでに存在していました。平安時代の927年の法令集「延喜式」には、「鮓」や「鮨」といった寿司を意味する文字が見られます。しかし、冷蔵保存の技術がなかった当時は「なれずし」という寿司で、魚を塩と飯で漬け込んで熟成させる方法だったといわれています。「握り寿司」が文献で初めて見られるのは江戸時代の1829年で、毎年発刊された川柳句集「誹風柳多留」に掲載された「妖術と いう身で握る 鮓の飯」という句です。それからは、江戸っ子の間で握り寿司がブームになり、「江戸鮓」を売る店が現れ、江戸末期には現在でもお馴染みの寿司の形が確立されました。
「日本といえば」で連想できる名所トップ3
「日本といえば」で連想できる名所トップ3を、ランキング形式でご紹介します。
「日本といえば」で連想できる名所第3位:三重県 伊勢神宮
「日本といえば」で連想できる名所第3位は、三重県にある伊勢神宮です。
「お伊勢さん」や「大神宮さん」と親しまれている伊勢神宮は正式名称を「神宮」といいます。皇室の祖先である天照大御神と、衣食住・産業の守り神である豊受大御神がお祀りされています。このように日本神話と皇室、そして日本人の生活に関心を持った外国人が最も訪れたい神社としてよく挙げられています。
「日本といえば」で連想できる名所第2位:京都府 花見小路
「日本といえば」で連想できる名所第2位は、京都府の花見小路です。
花見小路とは、北は三条通り、南は京都最古の禅寺である建仁寺まで通じる、約1キロの小路です。祇園をはじめとした歓楽街があり、京都らしいお茶屋や居酒屋などの様々なジャンルの店舗が並んでいます。石畳の地面や建造物からは風情が感じられ、運が良ければ、舞妓さんや芸子さんを見かけることができるかもしれません。
「日本といえば」で連想できる名所第1位:静岡県・山梨県 富士山
「日本といえば」で連想できる名所第1位は、静岡県と山梨県の県境にある富士山です。
日本を代表するものといっても過言ではない富士山は、約10万年前に誕生しました。その後、古富士火山と新富士火山の噴火活動により、現在のような美しい形の山ができました。富士山山頂には、「金明水・銀明水」という湧き水や「このしろ池」という水溜まり状の池があります。また、植物も分布し、砂れき地にはオンタデやフジハタザオ、フジアザミなどの植物が見られ、五合目付近までは多様なキノコ類も生育しています。
「日本といえば」で連想できる花トップ3
「日本といえば」で連想できる花トップ3を、ランキング形式でご紹介します。
「日本といえば」で連想できる花第3位:梅
「日本といえば」で連想できる花第3位は、梅です。
梅はバラ科サクラ属の落葉高木であり、花の色は白またはピンクから赤へと変化を見せます。花言葉は「忠実」「忍耐」「高潔」です。
「日本といえば」で連想できる花第2位:菊
「日本といえば」で連想できる花第2位は、菊です。
菊はキク科キク属の植物であり、皇室を象徴する花です。後鳥羽上皇が菊の花を好み、鎌倉時代初期に「菊紋」を皇室の家紋に採用しました。そのような由緒正しき菊の花言葉は、「高尚」「高潔」「高貴」です。
「日本といえば」で連想できる花第1位:桜
「日本といえば」で連想できる花第1位は、桜です。
桜はバラ科モモ亜科スモモ属(サクラ属)であり、硬貨や切手などの公の場で選ばれることが多い花です。平安時代の国風文化以降、日本では花といえば桜というように、花を象徴するものとなりました。桜の花言葉は、「精神の美」や「優美な女性」です。
「日本といえば」で連想される人気のお土産トップ3
「日本といえば」で連想される人気のお土産トップ3を、ランキング形式でご紹介します。
「日本といえば」で連想される人気のお土産第3位:日本茶
「日本といえば」で連想される人気のお土産第3位は、日本茶です。
日本茶のほとんどは発酵させない緑茶ですが、地域により発酵茶も製造されています。緑茶は蒸して加熱処理を行い、酸化と発酵を止めます。その後、揉んで乾燥させますが、これは日本独自の製法で、現代においても世界でこの製法を取り入れている国はありません。また、日本茶といえば緑茶(煎茶)を指すことが多いですが、玉露や番茶、ほうじ茶や玄米茶なども緑茶に分類されます。
「日本といえば」で連想される人気のお土産第2位:日本酒
「日本といえば」で連想される人気のお土産第2位は、日本酒です。
日本酒がいつから日本で作られたかは、未だ明らかになっていません。しかし、日本酒の原料である米を安定的に耕作できるようになってから、ということは明らかです。日本酒には普通酒と特定名称酒があり、特定名称酒の中には、本醸造酒(特別本醸造酒)・純米酒(特別純米酒)・吟醸酒(純米吟醸酒/大吟醸酒/純米大吟醸酒)があります。また、日本酒に関わりのある神社は全国約40社、55以上の神が祀られています。神社の例として出雲大社や大神神社があり、祀られている神の例としてオオクニヌシやコノハナサクヤヒメなどがいます。
「日本といえば」で連想される人気のお土産第1位:和菓子
「日本といえば」で連想される人気のお土産第1位は、和菓子です。
明治時代以降にヨーロッパなどからケーキを含む洋菓子が入ってきたことにより、日本で作られたお菓子を和菓子と称するようになりました。和菓子の例として、餅菓子や羊羹、最中などがあります。緑茶と一緒に食することを前提としたお菓子で、お茶請けとして食べることだけでなく、茶道との関係も深いです。また、上生菓子は、四季折々を感じさせる独自の製法を用いて作られ、味覚以外にも視覚でも楽しめるように施されています。
日本を代表するものランキングのまとめ
- 「日本といえば」で連想できる文化No.1は礼儀作法、食べ物No.1は寿司である
- 「日本といえば」で連想できる名所No.1は富士山、花No.1は桜である
- 「日本といえば」で連想できるお土産No.1は和菓子である
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