郵便局の払込取扱票とは
ゆうちょ銀行に口座を持たない方も、通信販売などを利用したときの代金支払いの際、払込取扱票という小さな用紙と現金をそろえて支払います。
「払込取扱票」に対応した ATM と、非対応の ATM の2種類があるので、注意。
窓口なら問題なく使えます。
この場合、払込み料金が払込み人負担(青色の払込取扱票)であっても受取人負担(赤色の払込取扱票)であっても、1枚の払込取扱票につき110円の窓口現金取扱いの手数料がかかるようになります。
払込取扱票の通信欄には何を書くの?
払込取扱票の通信欄には、「送金する相手に伝えたいこと」を書きます。明確な書き方が決まっているわけではないため、自由に記入することができますし、特に記載することが無ければ空欄でも送金は可能です。
しかし、払込先によっては通信欄に書く内容を指定されている場合もあります。通信欄に記入するべき内容が複雑な場合、不備があるとトラブルにも繋がりかねませんので記入する際には注意が必要です。それでは、通信欄に書く内容や書き方について具体的に見ていきましょう。
払込取扱票の通信欄1.相手への連絡事項
払込取扱票の通信欄には、お金を受け取る側への連絡事項を記載します。たとえば払込取扱票をネット通販で使用する場合、購入した商品名と個数を記入したり、定期購入の場合には支払いの回数などを記入したりします。
また、伝えたいことを自由に書くことができるため、家族間の送金などの場合は通信欄を使って軽いメッセージを添えることも可能です。
払込取扱票の通信欄2.トラブルの防止
郵便振替をする際に払込取扱票の通信欄をしっかりと記入しておくことは、トラブルを防ぐためにとても重要です。
たとえばネット通販で注文したものと違う商品が届いた場合や、個数が間違っていた場合に有用。注文時に商品名や個数を明確に記載しておけば、問い合わせる際もスムーズになります。
払込取扱票の通信欄に記載する必要がない場合でも、トラブル防止のため、何かしら記入しておいた方がいいでしょう。家族や友人間で送金を行う際は通信欄の記入は必要ありませんが、いつ何のために送ったお金なのかきちんと記載し、お互いに把握しておくことが大切です。
また、通信欄に記入するべき内容がかなり複雑な場合もあります。たとえばジャニーズのファンクラブ入会の手続きは、記入項目が多いことで有名です。払込取扱票はお金をやり取りする際の重要な書類となります。内容が複雑な場合は番号を振って確認するといったように、トラブルが起きないよう細心の注意を払いながら記載しましょう。
払込取扱票の通信欄に書いた内容は相手に届く?
払込取扱票を使った払込みには、「電信払込み」と「通常払込み」があります。「電信払込み」の場合、送金相手には住所・氏名しか伝わりません。そのため、払込取扱票の通信欄に必要事項を記入した場合は、必ず「通常払込み」を選択する必要があります。
通信欄がいくら正確に記載できていても、電信払込みを選んでしまうと通信欄の内容は送金先に伝わりませんので、払込みの際には注意が必要です。
払込取扱票を使った送金はやや複雑です。わからない場合は自分で解決しようとせず、郵便局窓口の職員さんにお願いして確実に処理してもらうようにしましょう。
払込取扱伝票の通信欄のまとめ
- 払込取扱票の通信欄には「送金する相手に伝えたいこと」を記入する
- 払込取扱票の通信欄はトラブル防止のため正確に記載しておくことが重要
- 払込取扱票の通信欄に必要事項を記入した場合は、必ず「通常払込み」を選択する