社内ニートから脱出する方法は?
社内ニートは、未経験者には想像の難しいつらさがあります。皆が仕事をしている中で自分だけ仕事をしていないという孤独感や、自分が必要とされていないことによる不安感は相当なものでしょう。
ここでは社内ニートになってしまった人が、その状況から抜け出す方法について解説します。
積極的にコミュニケーションを取る
周りから仕事が振られないのは、自分のアピール不足が原因かもしれません。
自分には仕事をする熱意があるということを意識的にアピールしましょう。先輩や上司に、自分にやれることがないか聞きに行くと効果的です。またそれに限らずとも、一緒に仕事をする仲間という意識を持って周囲と仲良くなろうとする努力も大切です。
プライドが邪魔をするのは最初だけです。この積み重ねによって周囲との壁がなくなり、仕事を任せてもらいやすくなります。
異動を検討する
人員が足りなくて教育できない、あるいは人が余って任せる仕事がないなど、職場環境が原因であることもありえます。人事部のある職場なら、異動を申し出るのも一つの手です。今の部署で仕事をもらえないこと、新しい部署でどんな活躍をしたいかなどを人事にアピールしましょう。
また今の部署ですでに無能だとレッテルを貼られてしまっている場合も、異動によって人間関係を一変させることが有効です。
転職を検討する
部署異動ができない場合や会社全体としてシステムに問題がある場合、もしくは仕事内容がそもそもやりたいことと違うためにやる気が出ないという場合には、転職を検討しましょう。
ただし転職を検討するなら、やめる前に貯蓄やスキルを身に付け、焦らず自分が本当にやりたいと思える仕事を選ぶよう注意しましょう。そして何より、全てを職場のせいにしていないか冷静に考え、自分の仕事への姿勢や振る舞いに問題がないか、よく見直しましょう。
社内ニートのまとめ
社内ニートになる原因は人によって様々です。社内ニートが生まれやすい職場環境なのかもしれませんし、自分の仕事への姿勢や振る舞いが原因かもしれません。
同じ職場で社内ニートから脱却するのは簡単ではありませんし、理由によっては転職に突破口を見出すこともあるでしょう。ただしどんな理由で社内ニートになったのであれ、自分自身を向上させる姿勢と努力がなくては結局転職先でも同じような扱いを受けかねません。
その仕事をやりたいと思う気持ち、スキルアップ、そして周りとのコミュニケーションは常に大切にしましょう。
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