ノワールちゃん
華ちゃん
ヒーリングってよく耳にするけど、正直あまりよくわからないのよね!
ノワールちゃん
ヒーリングは癒し・治療・回復などの意味で、英語のhealからきているの。healは傷を癒すとか、病気を治す・・・そんな意味があるのね。だから素朴で優しいオカリナの音色を癒しと感じる人も多いのよ。
オカリナのヒーリング効果について
見た目もゴロンとしていて素朴な形と音色を持つオカリナに魅力を感じる人も多いでしょう。そんなオカリナが奏でるヒーリング音楽はCDなどでも多く録音されています。現在ではネットでも簡単にヒーリング・ミュージックを聞くことが可能です。
あるオカリナ奏者がオカリナを拭きながら、その音色に呼びかけられているような気持ちになることがあるそうです。何を語りかけているのかを知りたくて、演奏を続けているとおっしゃっています。
それではなぜオカリナにヒーリング効果があるのかを見ていきましょう。
オカリナにヒーリング効果がある理由
オカリナの音色は心に響くと感じる方もいるでしょう。実はオカリナの音はその音色が脳に伝わり、リラックス効果が生じているといわれます。
ヒーリングの効果が得られる時には脳波からα波を発せられ、脳がリラックスしている環境下にあるということになります。オカリナの音を聴くことでα波が出るのではなく、オカリナの音色に心が穏やかになり癒されα波が発せられているのです。
体の使い方
オカリナ初心者の方にとってはオカリナをどのように吹くかも大事ですが、吹くための姿勢も大切になってきます。まずは両肘を軽めに開いてオカリナを両手で持ちます。この時(立っている場合)背筋を伸ばし、足は肩幅に開くようにしましょう。
オカリナは息を吹き込んで奏でる楽器なので、横隔膜(呼吸運動に関連する筋肉の1つ)を順調に動かせる姿勢が重要と言われています。体に力が入りすぎないように、余分な力を排除して体の軸が真っすぐになるようイメージしてみましょう。
ノワールちゃん
オカリナを両手で包み込むという持ち方も、大切な「何か」を優しく包むイメージなので心があたたまりヒーリング効果がありそうね。
また、お腹から息をだす吹き方もストレス発散効果があるんじゃないかした。カラオケで声を出すとスッキリするときがあるように…!
オカリナから出る天然放射線
今日知り合いのところでオカリナ製作してきた!だいたい1週間くらい乾燥させなきゃいけないから、素焼きは今度。音はなかなか良い感じだったよ♪ #ocarina #オカリナ pic.twitter.com/lMTjManVSQ
— あじゅも@保温 (@masa275aj) December 14, 2014
オカリナは健康にも良いといわれている楽器です。オカリナの素材である陶器からは超微弱な天然放射線を放出しています(陶器に存在するものなので危険ではありません)。
オカリナを握ると安堵すると感じる方もいるようです。陶器はオカリナ同様土からできているので、大地(土)からのエネルギーを敏感に感じ取っているのかもしれません。
オカリナの音色とソルフェジオ周波数
心身に影響を与える音階療法の分野にソルフェジオ周波数があります。このソルフェジオ周波数はローマカトリック教会のグレゴリオ聖歌にも用いられおり、男性斉唱は聴いた人に心地よさを与え、まるで心身が癒されるようだといわれています。音源からヒーリング効果を得られるのはオカリナにも通じるところがあるでしょう。
ソルフェジオとはフランス語でソルフェージュ(音階)を意味し、ソルフェジオ周波数の528Hz(ヘルツ)はDNAの修復、奇跡、無限への可能性の効果が考えられています。
オカリナの歴史
オカリナの起源は遠くマヤ文明までさかのぼります。マヤの遺跡の中から亀の形をした土笛が発掘されており、その笛が最も古いオカリナではないかと論じられています。しかしメソポタミア文明の頃や、古代ギリシャの時代にもオカリナとよく似た素材・吹き方の笛が出土されており、確かな発祥地を限定するのは難しいとも言われています。
16世紀に入るとアステカで演奏されていた楽器がヨーロッパに広がっていき、1860年頃にはイタリア人の菓子職人ジュゼッペ・ドナテイによって現在とほぼ変わらないデザインになりました。
オカリナの語源はイタリア語のオカ(小さな)、リーナ(がちょう)からきています。
古代ギリシャでは音楽は医療だった?
古代ギリシャでは音楽は医療として治療の一環と位置づけられていました。体調が優れない時や体の良くない箇所に、音を振動として響かせ治療をしていたようです。楽曲のパワーを治療に施し、その効果については古代ギリシャの哲学者ピタゴラスが唱えました。
オカリナにはヒーリング効果があると言われているのよ。