墨汁は乾くと落としにくい?
墨汁は乾くと落としにくいのは、経験がある人はご存知だと思います。子供の書道の授業がある場合、墨汁を使うことも多々あります。そうなると、洋服に墨汁がつく可能性もあります。
そもそもが墨汁は落ちにくく、更に乾いてしまうと洗濯してもなかなか取れません。公園などで遊ぶ時などの泥汚れも困りますが、時間がたった墨汁は落とすのに大変苦労します。
ですが、実は時間がたった墨汁でも、落とし方は存在します。
乾いた墨汁の落とし方は?
乾いた墨汁の落とし方は、探してみるといくつか見つかります。知っておくだけでも洋服の洗濯も楽になりますし、壁にしぶきのようについた墨汁であっても落とすのは簡単です。
以下に、洋服や壁についてしまった場合など、墨汁の落とし方をいくつかご紹介します。
歯磨き粉を使う
服などについた墨汁を落とすのに、歯磨き粉を使うのも、効果的な落とし方の一つです。歯磨き粉に含まれている成分が関係していますが、実は歯磨き粉の多くには研磨剤が含まれています。
もし歯磨き粉がないのでしたら、クリームクレンザーなどの洗剤なども代替品として使えます。研磨剤が働きかけることにより、洋服などに染みてしまった墨汁も落とすことが出来るのですね。
ただ、歯磨き粉を利用しても、時間がたった墨汁の時には余り効かないようです。どうしても落ちないようなら他の方法も試してみましょう。
ご飯粒を使う
意外に思われるかもしれませんが、普段食べているご飯でも墨汁は落とすことが出来ます。ただ、こちらの方法は壁に使う事は出来ませんので注意して下さい。洋服に使う場合、ご飯粒をつぶしながらこすりつけるようにして下さい。ご飯粒を取り除くと黒い色素がくっつき、落とせることがあります。
落とし方としてもかなり簡単です。
ご飯粒に墨汁が染み込んだら、そっと取り除いて下さい。後は洗剤などで洗い流せば大丈夫です。ご飯粒を使った方法なら、例え時間が経っていても安全に落とすことが出来ますし、何よりすぐに用意できる材料なのが便利ですね。
バスマジックリンや固形石けんを使う
墨汁落としにマジックリンや固形石けんを使うのは、定番の方法と言えます。特におすすめなのは、バスマジックリンを使った方法で、希釈して使用することで、ある程度時間がたった墨汁も落とすことが出来ます。
ただ、マジックリンは少し強力な洗剤なので、直接手についてしまうと肌荒れの恐れがあります。必要に応じて手袋を付けるなどして行って下さい。
もしマジックリンがない場合は、重曹を使った取り方もおすすめです。重曹には食用と掃除用がありますが、どちらの重曹でも成分自体は同じです。重曹があれば、手荒れの心配もなく、また効果が高いので安心して使うことができます。
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墨汁専用の洗剤を使う
墨汁専用の洗剤を使う落とし方も良いですね。普通の中性洗剤とは違い、墨汁専門の洗剤なので効果はかなり大きいです。
ただ、こちらの洗剤も手荒れの原因になることがありますので、心配でしたら手袋を付けるなどして対策して下さい。
時間がたった墨汁の取り方の一つとして、専用の洗剤も候補に入れて下さい。
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墨汁は乾くと落としにくい?