厄年の計算は数え年が正しい?
厄年の計算には基本的に数え年を適用します。
数え年とは生まれたその日を1歳とする見方で、毎年1月1日の正月に年を取るという考え方となっています。
現代に浸透している誕生日に一つ年を取るというのは満年齢という見方です。
自分の数え年を知るには現在の年齢に+1歳するだけで大丈夫です。
例えば現在30歳の人なら数え年では31歳ということになります。
地域や神社によっては数え年ではなく満年齢を適用するという場合もありますので早生まれの人は確認が必要です。
早生まれは厄年の計算方法が変わる?
早生まれの厄年については複雑なため自分が今年厄年なのかわからなくなる方も多いでしょう。
厄年はその年に生まれたすべての人を対象とするため、その年に生まれていれば早生まれ、遅生まれは関係ないのです。
そのため計算方法は変わらず、厄年はやってきます。
萌え袖ちゃん
早生まれとはその年の1月1日~4月1日に生まれた人のことを指します。
日本だと学校や会社では一つ上の世代として扱われますね。
厄年の計算は新暦か旧暦で変化する?
厄年に新暦・旧暦のどちらを適用するかは地域や神社によって違いますので、早生まれの方は厄除け・厄払いを行う神社に問い合わせてみることをおススメします。
暦には新暦と旧暦という見方があり、旧暦とは新暦以前に採用されていた太陰太陽暦を指します。
月の満ち欠けと太陽の動きを基準にし、1年を354日としています。現在の暦とは若干ずれています。そのため3年に一度閏年を設け調整しているのです。
それに対し新暦は現在採用されている暦で、一年を1月から12月の12区分する見方です。
新暦と旧暦でお正月が異なっており、新暦では1月1日、旧暦では立春の節分である2月4日と定めています。
そのため採用する暦が新暦か旧暦かで、厄年が若干ずれる場合があるのです。
早生まれの厄年は旧暦だと影響がある?
早生まれの厄年は旧暦だと計算方法に影響があります。
旧暦は数え年を適用していますので、お正月に一つ年を取るということになります。
しかし新暦では1月1日を正月とするのに対し、旧暦は立春節分2月4日を正月としています。
つまり1月1日の正月から2月3日の節分に生まれた早生まれの人は新暦か旧暦かで厄年が1年ずれてしまうのです。
男性と女性の厄年
厄年とは人生において災いが起きやすい年のことです。女性と男性では厄年の回数、年齢が違うため早生まれ以外の人も注意が必要です。
厄年には3段階あり、「前厄」「本厄」「後厄」となっています。
それぞれ1年ずつ段階を踏んでいきますので、3年間は注意が必要となってきます。
さらに厄年の中には最も注意すべき「大厄」と呼ばれる年があります。
およそ20年に一回来るという見方をしておけば忘れることはありません。
次の章で男性と女性の厄年の年齢と回数を詳しくまとめました、見てみましょう。
男性の厄年
男性の厄年は以下の3回になっています。
前厄24歳・本厄25歳・後厄26歳
前厄41歳・本厄42歳・後厄43歳
前厄60歳・本厄61歳・後厄62歳
特に42歳は大厄となっていますので特に注意が必要です。
※早生まれ遅生まれに関係なく厄年の男性が迎える節目の年齢です。
女性の厄年
女性の厄年は以下の4回になっています。
男性よりも少し早めです。
前厄18歳・本厄19歳・後厄20歳
前厄32歳・本厄33歳・後厄34歳
前厄36歳・本厄37歳・後厄38歳
前厄60歳・本厄61歳・後厄62歳
女性の場合は33歳が大厄と言われており、特に注意が必要な年だとの見方がされています。
※早生まれ遅生まれに関係なく厄年の女性が迎える節目の年齢です。
早生まれの厄年のまとめ
- 早生まれや遅生まれは関係なく数え年で計算するので同じ年に生まれていれば厄年です。
- 新暦では1月1日、旧暦では節分を正月とするのでどちらを適用するかで計算が変わる場合があります。
- 男性と女性で厄年の回数と年齢が異なります。
自分の厄年がいつなのかを計算してみましょう。