フクロウは縁起の良い動物?
愛らしい姿のフクロウは、最近ではフクロウカフェが出店されるくらい人気のある動物です。さらに私たちの身の周りには、フクロウをモチーフにしたグッズがたくさん存在しています。スピリチュアルや縁起が良いという意味で購入したり、プレゼントで受け取ったことがある方も多いでしょう。フクロウは生き物としての人気だけでなく、良い運気を呼ぶ動物として日本のみならず世界中で親しまれています。
フクロウの縁起が良い意味とは
縁起が良いと言われるフクロウですが、具体的な意味をご存知ない方もいるのではないでしょうか。そこでまず「フクロウ」という言葉に着目してご説明していきます。日本では昔から言霊を大切にする風習があり、フクロウが語呂合わせの良い言葉だとされています。フクロウは漢字で「梟」と書きますが、語呂合わせとして梟を次のような漢字に例えていました。
- 不苦労・・・苦労しない
- 福来郎・・・福が舞い込んでくる
- 福路・・・幸福な人生を送る
- 不苦老・・・不老長寿
フクロウは生態から「学業」と「金運」アップの意味も
フクロウが縁起が良いと言われる理由は、福来郎や不苦労などの語呂合わせだけではありません。フクロウの生態の特徴から、学業や金運を上げる意味も持っています。
学業アップの意味
古来より西洋では、フクロウが「森の守り神」や「森の賢者」と言われてきました。その理由はフクロウの特殊な目にあります。わずかな光でも周りが見える構造で、夜でも獲物を逃がさずに捕らえることができます。「どんな小さなものも見落とさない」ということで、守り神や賢者と言われるようになり、現代では学業アップを意味するようになりました。
フクロウは神話にも登場
学業運の謂れには、西洋の神話も大きく関係しています。ローマ神話では、知恵や芸術の女神「ミネルヴァ」の使いとしてフクロウが登場します(ミネルヴァはギリシャ神話のアテナと同一)。
神話の中でフクロウは人間の知恵を集めて、ミネルヴァの元へ持ち帰る役割をしていました。ミネルヴァはフクロウにより知識を得ていたとも言われています。このことから知恵が集まるという意味で、学業を司る象徴として浸透しています。
金運アップの意味
さらにフクロウには金運が上がる意味もあります。その理由は、フクロウの首が左右に270度ほど回る特徴によるものです。日本の慣用句で、首が回らない(お金がなく借金に追われるという意味)という言葉があります。この慣用句にフクロウの特徴を当てはめ「首が回る=お金に苦労しない」という意味で、金運アップになるとされています。
また金運を上げるためには色も大きく左右します。おすすめが白もしくは金のフクロウです。元々白い動物は特別な力を持っていると言われており、白フクロウは特に開運力があります。風水では金色のフクロウも金運に良いとされているので、色にも注目してみましょう。
フクロウの置物はラッキーアイテムとして人気!
フクロウは風水やスピリチュアルな意味から、様々な運気を運んでくれます。しかし実際にフクロウを飼うことは難しいでしょう。そこでおすすめしたいのが、置物として身の回りに置くことです。
より運気を上げるためにはフクロウを置く場所が重要で、風水では玄関や部屋の入口に置くと良いとされています。理由は、フクロウが良い運と悪い運を選別し、良い運だけを取り込んでくれるからです。また、フクロウは「西」の方角と相性が良いので、可能なら西に向けて置くことをおすすめします。難しい場合は、玄関の方向に向けるだけでもOKです。
ラッキーアイテムとして人気が高く、置物だけでなくぬいぐるみや食器、インテリアなど多くのグッズが出回っています。ぜひお気に入りのアイテムを見つけて飾り、運気を引き寄せましょう。
女神さま
フクロウの置物を持っていない方におすすめ!運気を変えるためにぜひ玄関に置いてみて下さい。
フクロウの縁起が良い意味のまとめ
- フクロウは福来郎や不苦労など、縁起の良い言葉と語呂合わせが良い。
- フクロウは生態の特徴から、学業や金運を上げてくれる意味がある。
- フクロウは良い運気だけを呼んでくれる。