扇風機の掃除で夏を快適に!
扇風機の掃除で夏を快適にしたいなら、まずは掃除がおすすめです。なぜなら、扇風機のプロペラの裏側は、気づかないうちにホコリで真っ黒になっている可能性があるからです。
扇風機の掃除をマメにしている方でも、羽の裏側は意外と見落としていることが多いものです。
扇風機の掃除をすると外見が綺麗になるだけではなく、送られてくる風も心地よく感じます。
今回は、扇風機の掃除の仕方のコツをご紹介します。
扇風機を掃除する方法
扇風機を掃除する方法は、しっかりと掃除するとなると実は大変な作業でもあります。扇風機を隅々まできれいにする作業は大変ですが、正しい方法を知っていれば、作業が大幅に楽になります。
扇風機を掃除する手順は、以下に解説していますので、参考にしてみて下さい。
掃除の手順
下準備①新聞紙を床に広げる
扇風機を掃除するなら、まずは床に新聞紙を広げ、新聞紙の間からホコリなどが漏れないように、テープなどで貼り付けましょう。
羽を取り外すと、思いがけない場所からホコリが出てくることもありますので、床の汚れ防止のためにも、新聞紙を広げておきます。
後片付けがかなり楽になりますので、もし新聞紙がないなら、大き目の紙を広げて床掃除の手間を省きましょう。
下準備②コンセントを外す
次にやることは、扇風機のコンセントを外しておくことです。扇風機の掃除中に、誰かが誤ってスイッチを押してしまうと大変です。誤作動を防止するためにも、必ず電源を切るだけでなく、コンセントを外して下さい。
羽が金属製の場合は特に、扇風機の掃除中に羽が動くと怪我をしてしまいます。赤ちゃんや猫のいるご家庭は、注意してみて下さい。
面倒に感じるかもしれませんが、怪我防止のためにも、コンセントを抜くことが重要です。
下準備③カバーとプロペラに分解する
ここまで終わりましたら、いよいよ分解作業に入ります。扇風機を掃除して初めて、どれだけ扇風機が汚れているかに気づくこともあります。
大抵の扇風機のカバーは、ツメを取り外すタイプですが、割と力が必要になりますので、無理に外して怪我をしないように気を付けて下さい。
分解する時の注意点として、分解した時に取り外した細かな部品を無くさないようにしましょう。
後で組み立てる時に部品が無くなると、買い足すことになります。
もし扇風機の種類がツメタイプでないなら、もう一度説明書を確認しなおすか、メーカーに問い合わせをするようにして下さい。
無理をしてカバーを外すと、修理扱いになってしまい、余計にお金がかかってしまいます。
手入れ手順①掃除機をかけてから水拭きする
分解などの下準備が終わりましたら、いよいよ扇風機の本格的な掃除が始まります。
まずは、扇風機の羽に溜まったホコリの除去から始めます。いきなり水拭きしても良いのですが、ホコリがあるとすぐに布巾が真っ黒になってしまいます。そのため、まずは掃除機でホコリの除去を行って下さい。
先に水拭きをしてしまうと、布巾が油などで汚れてしまいますので、まずは掃除機で吸い取ってしまう方が効果的です。
手入れ手順②台所洗剤とスポンジでの洗い方
扇風機の羽の洗い方としては、台所洗剤とスポンジを併用しましょう。洗剤を使う事で、羽の裏に溜まった油汚れを取ることが出来ます。その後、ぬるま湯を使うのが、正しい洗い方です。
もし、それでも取れない頑固な汚れの場合は、重曹を一緒に使うことで、大抵の汚れは落とすことができます。
ちなみに、重曹を使う時には、重曹100㏄に対し、重曹パウダーが小さじ一杯くらいが目安となります。
掃除を楽にするためにも、重曹は常備しておきましょう。
重曹の激落ちくん 粉末タイプ 1kg
参考価格: 399円
手入れ手順④組み立てる
扇風機の掃除が終わりましたら、分解した時と逆の手順で、扇風機を組み立てればOKです。
もし不安なら、分解の手順をスマホのカメラなどで撮影しておけば、組み立ても簡単になります。
タワー型扇風機を掃除する方法
タワー型扇風機(ダイソンなど)を掃除する方法は、羽タイプの扇風機とは異なります。タワータイプの扇風機は分解することが出来ないので、逆にそれが掃除を面倒にしています。
タワー型の扇風機を掃除する時は、万が一の場合を考えて、事前に取扱説明書をしっかりと読んでおきましょう。
掃除の手順
タワー型の扇風機は、掃除の最中に故障にならないように注意をして下さい。重ねて言いますが、面倒でも取扱説明書は読んでおきましょう。
特にタワー型扇風機は、一般的に本体の値段がお高いので、せっかく掃除をしても壊れてしまってはもったいないことになります。
手順①コンセントを抜いておく
タワー型の扇風機でも、掃除の際にはコンセントを抜くのを忘れないで下さい。誤作動の防止にもなりますし、羽がなくても危ないことには変わりありません。
またタワー型の扇風機の中には、ヒーター機能が付いているタイプもあり、コンセントを抜かないで掃除を始めると火傷の危険もあります。
掃除の時には、コンセントを抜いておくようにしましょう。
手順②外側のホコリを取り除く
タワー型の扇風機の手入れの場合、分解することが出来ないため、まずは外側のホコリを吸い取る必要があります。
送風口のカバーの辺りが特に汚れやすいので、効果的に掃除をするなら、掃除機を使い、外側からやっていきましょう。
手順③最後に外側を拭き掃除する
掃除機で汚れを吸い取ったら、後は外側を水拭きして終了です。
ただ、掃除機は電化製品ですので、感電の恐れがあります。水拭きするなら、布巾は固く絞ってから使いましょう。
水拭きをする方が掃除機だけより効果的なのは間違いないので、本体に水気が残らないように、固く絞った布巾で掃除しましょう。
面倒でも、布巾をしっかりと絞ることが重要です。
扇風機の掃除は夏だけで良いの?
扇風機の掃除は夏だけで良いの?と疑問に思う事はありませんか?実は、使い終わった後にも掃除が必要になることがあります。
洗い方も大切ですが、掃除する時期にも注意してみて下さい。
掃除を効果的にしたいなら、夏以外も掃除が必要なことがあるのですね。
- 6月頃:扇風機を使い始める季節になりますので、これからお世話になるという気持ちで掃除をしてみて下さい。
- 7月から9月の間:月に一度くらいの頻度で掃除が必要になります。面倒でもしっかりと掃除をして下さい。
- 10月から11月の間:扇風機を使い終わって、片付ける季節になりますので、実は一番重要な期間です。押し入れなどに入れることを考えて、ピカピカに掃除をしましょう。
- 12月から5月の間:すでに掃除が終わっていますので、ホコリの少ない場所に収納すればOKです。もし必要なら、専用のカバーなどを付けておくと安心ですね。
扇風機カバーのホコリ掃除の方法のまとめ
- 扇風機のカバーは定期的に掃除するのがおすすめ
- 扇風機のカバーを外す時には、取扱説明書を事前に読む
- タワー型と羽根型の扇風機の特性を理解