もやしは洗う?洗わない?
もやしは洗うのか洗わないのか、どちらが正解でしょうか?
スーパーなどで見かけるもやしは袋詰めされ、見た目は綺麗なので洗わなくても良い感じがします。ただ、そのまま調理に使うことで衛生上の問題はないのか気になる人もいるでしょう。
もやしは洗わなくても問題ない!
もやしの生産工程は水耕栽培で、出荷前には綺麗な水で洗浄されて袋詰めされています。そのため、基本的に洗わなくても問題はありません。
しかし、洗うことで得られるメリットもあります。もやしを洗うメリットと洗わないメリットについて見ていきましょう。
もやしを洗うメリット
もやしは洗わなくても問題はありませんが、洗うことによって得られるいくつかのメリットがあります。以下で紹介していきます。
食感が良くなる
もやしを水洗いすることで、シャキシャキとした食感が味わえるようになります。もやしは収穫したあとも生きていて、水に浸けると水分を吸ってシャキッとするのです。
特に炒め物などはもやしの歯ごたえが美味しさのポイントになるので、調理する前にサッと水をくぐらせるのがおすすめです。
レンジで加熱調理する場合も、水洗いしてからチンすることでシャキッと仕上がります。加熱時間はもやし1袋につき2〜3分を目安に、耐熱皿に乗せラップをして調理します。
加熱後に流水でサッと洗うことで、よりシャキシャキした食感になります。
雑菌や臭いが取れる
もやしは袋内で呼吸するので水滴が付着し、その水滴に雑菌が繁殖して臭いが生じる可能性があります。臭いは料理の味に影響が出る場合もあるので、気になる人はサッと水洗いするといいでしょう。
洗うことでもやしの風味が良くなり、料理全体の味わいを良くすることができます。
雑菌が気になる人も、水洗いすることで取り除くことができます。ただし、このような雑菌は加熱処理することで殺菌されるので、洗わないからといって体に悪いということはありません。
洗う場合でも簡単に済ませる
もやしを洗う場合でも、洗い方には注意しましょう。長い時間洗ったり水に浸けておいたりすると、栄養素が流出したり水分を含みすぎたりして逆に食感が悪くなります。
もやしを洗わないメリット
もやしを洗わない場合は、どのようなメリットがあるのでしょうか?続いて紹介していきます。
もやしの栄養の流出を防げる
もやしを洗うことでビタミンCなどの栄養素が流出する可能性があります。特に洗い方が長かったり、長時間水に浸したりすると栄養素の流出が大きくなるでしょう。少しでも栄養を多く摂りたい場合には、洗わないでそのまま使うことをおすすめします。
洗わないことで手間が省ける
調理するときは少しでも手間を省きたいもの。もやしを洗わなければ袋から出してすぐに調理をすることができます。特に屋外でバーベキューをするときなどはとても便利です。
また、洗う場合は水切りが必要になります。よく水切りしないまま調理すると、炒め物がべちゃっとした仕上がりになってしまいます。冷凍で保存する場合もくっついてしまうでしょう。そのため、ペーパータオルで水切りするなどの手間が必要になります。
もやしを洗うか洗わないかは好みによる!
もやしは必ずしも洗う必要はありません。洗っても洗わなくても、どちらにもメリットがあります。どちらが良いというわけではなく、好みによります。
炒め物などシャキッとした食感を楽しみたい場合は、サッと洗いましょう。もやしの栄養をしっかり摂りたい、調理の手間を少しでも省きたいという人は、洗わずにそのまま使っても大丈夫です。
もやしは洗う?洗わない?のまとめ
- もやしは基本的に洗わなくても大丈夫。
- もやしを洗うメリットは食感を良くすること。
- もやしを洗わないメリットは栄養の流出防止。