マイルドヤンキーやパリピが嫌い・苦手な人の理由とは？

マイルドヤンキーという名前を聞いたことがあるでしょうか？

マイルドヤンキーは「本来のヤンキーとは違い、本物の不良になり切れない人たち」を意味しています。ヤンキーほどの違法性や攻撃性がなく、内向的であると言われています。

また、マイルドヤンキーの名称は、2014年1月にマーケティングアナリストである原田曜平さんが定義したと言われています。

マイルドヤンキーの特徴をいくつかまとめました。

・地元が大好き
・家族や仲間との絆を大切にする
・集団で行動する
・尊敬する人物の喋り方や口調を真似る

マイルドヤンキーはジャージ姿で大型ショッピングモールに集まることは、あるあるの1つでもあります。

パリピとは「パーティーピーポー」の略です。

パリピは「パーティーだけでなく、さまざまな場面で集まってはしゃぐ人たち」を意味しており、渋谷などでよく見かけます。

「パーティーピーポー」は作家林真理子が1999年に発売した「美女入門PART3」に「パーティ・ピープル」の文字があり、「必ずパーティには顔を出して、そのファッションをチェックされる人たち」と説明しており、その後、2014年に「パーティーピーポー」を名乗る「イルマニア」というエンターテイメント集団によって世間に大きく知られるようになりました。

2015年になると、「パリピ」がギャル流行語大賞の第1位を獲得するまでに世間に浸透しています。

パリピと呼ばれる人にはどんな特徴があるでしょうか。いくつかまとめました。

・クラブやライブなどのイベントが好き
・SNSを頻繁に更新する
・飲み会などお酒が好き
・流行を取り入れるのが早い
・男性は体育会系、女性はスリムな体系の人が多い

マイルドヤンキーに比べて派手で、煌びやかな印象があり、ノリが良く陽気に騒ぐ人たちというイメージがあります。

癖の強いマイルドヤンキーやパリピはどうしても好き嫌いが分かれてしまう傾向にあります。

なぜ、マイルドヤンキーやパリピを嫌い・苦手だと感じる人がいるのでしょうか。その理由をいくつかまとめました。

マイルドヤンキーやパリピが嫌い・苦手な人の理由として「集団で動く」、「うるさい」というイメージがついてしまっていることが挙げられます。

集団で群れる行為をダサいと感じていたり、騒いでいる様子をうざい、バカらしいと感じたり、価値観がどうしても合わない人は苦手だと感じるようです。

マイルドヤンキーにもパリピにも共通する「集団で動く」、「うるさい」というイメージですが、ここではさらにマイルドヤンキーとパリピに分けて細かく説明していきます。

マイルドヤンキーは見た目が怖い、いかついなど近寄りがたいイメージのため、どうしても苦手だと感じる人が多いようです。

ですが、実態は地元愛の強い、ただの若者です。派手な髪をしていたり、ピアスを開けていたりと怖い印象を持たれがちですが、意外と人見知りで、大人しい人が多いです。

派手な髪色やピアスなどに関心がない人にとっては、その良さが分からずダサい印象を受けてしまったり、集団で行動するため目立ちやすく、うざいと思ってしまうこともあるようです。

パリピは基本的に人生を楽しみたい、謳歌したい、そして幸せを世界中に発信したいと考えています。そのため、楽しいイベントに積極的に参加したり、クラブなど飲み会に参加することがとても多いです。

煌びやかな世界や派手な世界などに苦手意識のある人は、パリピも同様に感じるようです。

また、近年ではお酒が入った結果、限度を超えて騒いでしまうパリピも増え、パリピ自体にあまり良いイメージがついていません。そのため、実際周りにパリピがいなくても嫌い、苦手だと感じてしまう人もいるようです。

その他にもパリピは自分が幸せであることを証明するかのように、ブランドのバッグや財布をSNSにアップしたり、私生活を公開したりする傾向にあります。

その行動が理解できない人にとっては嫌い・苦手だと感じるようです。

マイルドヤンキーもパリピも「集団で群れる」、「うるさい」などの悪い面だけではありません。

マイルドヤンキーは仲間や地元愛に溢れた正義感の強い人々であり、パリピは幸せを仲間と共有し人生を謳歌する人々です。

マイルドヤンキーとパリピを嫌い・苦手だと感じる人には理解できない価値観の中で生きています。

無理に仲良くなろうとする必要はありませんが、マイルドヤンキーとパリピの特徴を理解して上手に付き合っていきましょう。