「もとい」の意味とは?前言を改めるときに使われる言葉の語源や正しい使い方を紹介

「もとい」の意味とは?前言を改めるときに使われる言葉の語源や正しい使い方を紹介

「もとい」は言い間違えをしたとき、すぐに言い直すことができる大変便利な言葉です。相手が立場的に上であっても、日常会話の中でも使うことが可能です。「もとい」を使った例文や語源、そして同じ意味を持つ英文についても解説していきます。

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  1. 1「もとい」の意味とは?
  2. 1.1「もとい」の漢字
  3. 1.2「もとえ」は誤用?
  4. 2「もとい」の語源
  5. 3「もとい」の使い方・用例
  6. 4「もとい」の類語や言い換え表現
  7. 4.1「もとい」の英語表現
  8. 5まとめ
マイルド君

マイルド君

上司が言い間違いをしたとき「もとい」って言い直してたけど、あれって口癖かなぁ? それともどこかの方言なんだろうか?

「もとい」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「もとい」は、間違って述べてしまったことを言い直すときに発する言葉です。

なんとなく知っていても、ほとんど使ったことがない・・・という人もいるでしょう。「もとい」の意味を理解しておくと、言い間違えたときにもスマートに言い直して正しい内容を伝えることができます。

また、「もとい」は言い直しの際に使う語ですから方言とは違います。

「もとい」の漢字

「もとい」を漢字で書き表すと「元い」になります。

ただし、言い直すときに発する語なので、書き言葉として文章で使うことはほとんどありません。また、同じ読み方をする「(もとい)」とは意味が違いますので、間違えないよう気をつけてください。ちなみに基は、基礎・いしずえ・土台・根幹を意味します。

マイルド君

マイルド君

「もとい」は話し言葉だから、文章では使わないんだね。もっとも、会話で使ったこともなかったけど…。

「もとえ」は誤用?

「もとい」は「もとえ(元へ)」が変化した言葉ともいわれています。今なお「もとえ」と言ってしまう人が多いのは、その由来のせいもあると思われますが、間違いです。「もとい」を使う際には「もとえ」と言ってしまわないように注意しましょう。

「もとい」の語源

「もとい」の語源は諸説ありますが有名なものは二通りあり、一つは「元結(もとゆい)」から来ているという説です。元結とは力士が髷(まげ)を結い上げるときに、髪の根本を束ねる紐(ひも)の名称です。元結は「もっとい」とも呼び、力士の髷や時代劇に使われるカツラを結い上げる職人(床山)が、髪を結い直す事から「もとい」が使われるようになりました。

二つ目は軍隊の号令で「元へ戻れ」の掛け声が「もとへ」という号令として使われていたので、その言い回しが語源となりやがて「もとい」に変化したというものです。

「もとい」の使い方・用例

それではどのように「もとい」を使ったら良いのか、まずは例文を見てみましょう。

情熱系社員

情熱系社員

みなさ~ん、明日の○○さんの歓迎会は午後6時から、もとい午後の7時スタートですよ! 時間厳守でお願いします。

情熱系社員さんは、時間を間違えたことを訂正するのに「もとい」を用いています。

マイルド君

マイルド君

俺のおかん(母親)てケチなんだよなぁ・・・もとい節約上手で倹約家でもあるんだよ!

マイルド君の場合はうっかり言い方を間違えたように見せかけていますが、実際は「母親がケチだ」とジョークを交えて語っています。

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「もとい」の類語や言い換え表現

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