ヤマト運輸の「持戻(持ち戻り/持戻り)」とは?
ヤマト運輸の「持戻(持ち戻り/持戻り/もちもどり)」というのは、その文字から分かるように、「来てないのではなく荷物を持ってきたが渡せなかったので持ち帰った」という意味があります。
しかし、一口に「持戻」といっても、いくつかの種類があります。
そんな「持戻」の種類別の対策や、なぜ「持戻」になってしまうのかという理由についてご紹介していきます。
ちなみにこの「持戻」という読み方は、「持ち戻り」という読み方でも、「持戻り」という読み方でも問題ありません。読み方自体は同じです。
Amazonで配達するAmazonパックやメルカリで配達してもらうメルカリ便であっても、持ち戻りになるのは同じです。
またコンビニで受け取りをする場合でも、再配達してもらう方法は同じなので、コンビニ受け取りであっても同じ対策をおこなってください。
「持戻」になる理由と対策
持戻の理由と対策
ヤマト運輸で「持戻り」になってしまうのは、その日に配達することができなかったり、配達先の住所が間違っていたりすることから、配達できなかったことが理由といえます。またコンビニ受け取りにしていたときでも、住所が違うとコンビニで受け取ることができない場合があります。
対策
持戻には以下の種類があります。
- 持戻(ご不在)の理由
- 持戻(ポスト投函不可)の理由
- 持戻(休業)の理由
- 持戻(転居)の理由
持戻(ご不在)の理由と対策
「持戻(ご不在)」は、来てないという意味ではなく荷物を配達したときに配達先にいなかったため、配達できずに持ち帰ったことが持ち戻りの理由です。
対策
この「持戻(ご不在)」の対策としては、不在票に書いてあるドライバーの電話番号に電話をかけるか、または全国共通のヤマト運輸自動受付の再配達依頼に電話をかけることで、荷物の再配達をお願いできます。
【再配達依頼・自動受付】24時間受付
- 固定電話(フリーダイヤル):0120-01-9625
- スマートフォン・携帯電話(通話料有料):050-3786-9625
持戻(ポスト投函不可)の理由と対策
「持戻(ポスト投函不可)」は、「ネコポスや宅急便コンパクトなどが、郵便受けに荷物が入らなかったため配達できずに持ち帰った」ことが持戻りの理由です。
荷物の受け渡しが多い場合は「宅配ボックス」の利用も視野に入れましょう。
宅配業者が荷物を入れられるので、受け渡し時間や再配達指定を気にする必要がありません。
対策
この「持戻(ポスト投函不可)」の場合は、不在票に書いてある電話番号に電話をかけて再配達をお願いすることで、荷物を再度配達してもらえます。
持戻(休業)の理由と対策
「持戻(休業)」は、あまり経験したことがない人が多いと思います。これは「1階がお店でビル自体の出入り口が閉じて出入りできなかった」また「配達した企業が休みで受取人が誰もいなかった」、「定休日でお店が閉まっていて配達できなかった」ことが持ち戻りの理由です。
対策
この「持戻(休業)」の場合は、再配達の電話をしなくとも次のお店が営業している日に配達してくれます。とはいえ、休日でも荷物を早く受け取りたいときは、「持戻(休業)」の不在票にある荷物の問い合わせ番号を伝え再配達をお願いすることで、休日でも荷物を配達してもらうことができます。
持戻(転居)の理由と対策
「持戻(転居)」は、「荷物を受け取る人が配達したときに配達先の住所から引っ越していたので、配達ができず持ち帰った」ことが持ち戻りの理由です。
対策
この「持戻(転居)」の場合は、現在住んでいる住所を伝えることによって、再配達をお願いすることができます。この場合は、早めに問い合わせしなければ、送ってきた人に返送される可能性が高いため注意が必要です。
「持戻」の再配達依頼は?【不在票あり】
持戻りの荷物のため、郵便受けに不在票が入っていることがあります。その不在票がある場合は、不在票に記載されている電話番号に電話をかけて荷物を再配達してもらうことができます。郵便受けに不在票が入っていたら、上記の再配達と同じ方法で対策をしましょう。
「持戻」の再配達依頼は?【不在票なし】
不在票なし、しかも荷物が来てない、そういったときがまれにあります。そんな不在票なしの場合は、送り状番号が分かるかどうかで連絡先が変わってきます。Amazonやメルカリなどで購入したときは、商品発送のメール通知で確認できます。確認できた場合は、再配達受付から送り状番号を入力することで再配達を依頼することができます。
しかしAmazonやメルカリのメールを削除してしまったなど、送り状番号がわからない場合は、最寄りのサービスセンターへと電話する必要があります。その時はできる限り荷物の情報を準備してから問い合わせします。そうすることで、不在票なしでも再配達を依頼することができますよ。
クロネコメンバーズに登録がある場合
クロネコヤマトのクロネコメンバーズに登録しているなら、不在票に記載されたQRコードから再配達を依頼できたり、メールやアプリ、また荷物お問い合わせシステムから依頼ができたりします。クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムを活用すると、簡単に再配達をお願いすることができます。
クロネコメンバーズに登録がない場合
クロネコヤマトのクロネコメンバーズに登録していない場合は、クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムから、新規登録することで再配達を依頼することができます。登録しておくと来てない荷物の受け取り方法も変更可能です。また、クロネコメンバーズに登録しなくても、サービスセンターへ電話で再配達を依頼することもできます。
ヤマト運輸の「持戻」とは?のまとめ
- 再配達は不在票からサービスセンターへ依頼できます。
- 持戻にはいくつか種類があるので、それぞれの対策をする必要があります。
- クロネコメンバーズに登録していると簡単に再配達を依頼できます。
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