ピザの賞味期限は?
この記事では時間をかけずに出来る、冷めたピザの温め直し方法を3つご紹介します。宅配で頼みすぎてしまったピザを美味しく復活させてあげましょう。
宅配ピザの賞味期限は冷蔵庫保存なら2日、冷凍庫保存なら2週間以内が目安です。それ以上の期間保存してしまうと、少しずつ水分が抜けていくため、美味しく食べることができなくなってしまいます。それでは、冷めたピザを美味しく復活させるにはどうすれば良いのでしょうか?
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ピザの温め直し方① フライパンと水を利用
フライパンと水を使用するピザの温め直し方法
1つ目にご紹介する「フライパンと水」で復活させる温め方は、アメリカの有名ピザ店のシェフがおすすめしています。
- 冷めたピザをフライパンに入れて、弱めの中火で2分程度素焼きします。ここでの注意点は、フライパンにテフロン加工がされていない場合は、大さじ一杯のオリーブオイルをひいておくということです。
- ピザの耳がカリカリになってきたら、火力を弱火にして、少量の水をピザに当たらないようにフライパンの隅にいれていきます。
- 水を入れたらすぐに蓋をして、弱火で1分間温めます。
たった3分の短時間で耳はカリカリ、生地はソフトにモチモチに復活します。
ピザの温め直し方② オーブントースターを利用
オーブントースターを利用したピザの温め直し方
次の方法は大手ピザチェーン、フォンターナのピザ職人も推奨している「オーブントースター」を利用する温め直し方です。
- ピザの固くなってしまった部分に、霧吹きなどで水分を補給します。
- 水分が逃げないようにアルミホイルでピザを包み、オーブントースターに入れます。この時のコツは、ピザを入れる前に3~4分間オーブントースターを温めておくことです。
- 約5分温めると、宅配されたときと同様の香りが広がってきます。
ピザの温め直し方③ 魚焼きグリルを利用
魚焼きグリルを利用したピザの温め直し方
ご紹介する3つ目の方法は、「魚焼きグリル」を利用したものです。魚焼きグリルは片面焼きで300℃、両面焼きで400℃という高温が出るので、ピザ窯で焼いた状態に近い仕上がりにまで復活させることが出来ます。
- 魚焼きグリルの下にアルミホイルを敷きます。
- 魚焼きグリルで保存していたピザを焼いていきます。時間は約3~4分、火力は弱火を設定します。
ただし、魚焼きグリルを利用する際は注意点が2つあります。
1つ目は、「匂い移り」です。普段から網をしっかり掃除できていないと、ピザの生地に魚の生臭さが移ってしまいます。魚焼きグリルを使う時はしっかり掃除しておくことをおすすめします。
2つ目の注意点は、魚焼きグリルは縦長のことが多く、残っているピザが大きかった場合はカットしなければいけないということです。魚焼きグリルを使った温め方は、残りのピザが少ない時がオススメです。
ピザの温め直しにレンジはNG?
「電子レンジ」で冷めたピザを温め直す方法は、あまりおすすめ出来る方法ではありません。理由としては、電子レンジだと加熱時に食品の水分を蒸発させてしまうため、生地がパサついてしまう可能性があるからです。
ただ、電子レンジを使う事によって体に害が出ることは無いので、時短を図りたい方にはオススメの方法です。
ピザの温め直し・温め方のまとめ
- フライパンで素焼きしてから蒸し焼きすることで、冷めて固くなってしまったピザから、耳はカリカリ生地はソフトな食感を復活させることが出来ます。
- 固くなってしまった部分に水を霧吹きして、アルミホイルで包んでからオーブントースターで温め直すと、水分を逃すことなくピザを出来たての状態に戻せます。
- アルミホイルを敷いた上にピザをのせて魚焼きグリルで焼くと、窯焼きピザの味を復活させることが出来ます。ただし匂い移りに注意が必要です。
ピザの賞味期限は?