逢魔が時とは?何時ごろのこと?意味と由来・逸話について解説!

逢魔が時とは?何時ごろのこと?意味と由来・逸話について解説!

「逢魔が時」という言葉をご存知でしょうか。逢魔が時とは夕暮れ時のことで、「黄昏時」とも呼ばれる時間のことです。悪いことが起こる時間とも言われますがその詳しい由来やについて知らない方も多いでしょう。今回は「逢魔が時」の意味や由来・逸話について詳しく解説します。

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  1. 1逢魔時とは?何時ごろのこと?
  2. 2逢魔時の意味について
  3. 3逢魔時の語源と由来
  4. 4逢魔時という言葉の背景と逸話
  5. 4.1古来日本の死生観と死後の世界
  6. 4.2一条百鬼夜行
  7. 5逢魔時とは?まとめ

逢魔時とは?何時ごろのこと?

逢魔時の空
Photo bypixel2013

逢魔時は黄昏時のことで、午後5時から午後7時までの時刻を指します。「逢う魔が時」や「逢う魔時」、「大禍時」とも呼ばれ、古い言葉では「暮れ六つ」や「酉の刻」と言われていました。

よしこ

よしこ

夕暮れの時間帯が「逢魔時」だったのね。でもどうして逢魔時なんて、おどろおどろしい名前なのかしら。

着物ちゃん

着物ちゃん

それは言葉の通り、恐ろしいことが起こる時間帯だったからよ。

逢魔時の意味について

厚い本
Photo by5598375

逢魔時とは言葉通りの意味で「妖怪や魔物、幽霊などに出会いそうな時刻」のことを言います。大禍時という言葉もありますが、こちらは「特に悪いことが起きる時刻」という意味を表しています。

着物ちゃん

着物ちゃん

今は昔と違って、明かりが少ない時代でした。だから人目を気にする必要がなく、悪いことをする人が多かったんです。犯罪などの禍が起こりやすいことから、逢魔時と呼びました。

よしこ

よしこ

人目がないと、悪いことを考える人が多いものね。

逢魔時の語源と由来

夕暮れと鳥居
Photo byDeltaWorks

「逢魔時」はもともと日本の言葉で「大禍時(おうまどき)」と呼ばれていました。悪いことが起こる禍々しい時を意味しており、本来漢語の「魔」とは縁のない言葉です。「逢魔時」という言葉は現代に至るまでに「大禍時」が歪められてできました。

また「たそがれは逢魔の時間」の文言に出てくる「たそがれ」にも由来があります。夕暮れ時は周囲が薄暗くなり、沈みかけた夕日の光が眩しく映ります。そのため前にいる人の顔がよく見えず、それが誰なのか判別しにくいことから語源である「誰そ彼時」といいました。

よしこ

よしこ

「誰そ彼時」?

着物ちゃん

着物ちゃん

前にいる彼は誰なんだろう、の昔の言葉です。「彼は誰?」が前後入れ替わり「誰そ彼」になり、「たそがれ」から「黄昏時」に変わっていったんです。

よしこ

よしこ

なるほどねぇ。あれ、でもなんで字が「黄昏」なの?

着物ちゃん

着物ちゃん

「黄昏」は状態を表す言葉です。「黄」は夕日のことで「昏」は光の量が少なく、物がよく見えない状態を表しているんですよ。まさに夕暮れのことですね。

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逢魔時という言葉の背景と逸話

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