デコルテとは？言葉の意味や美しいデコルテラインの特徴を紹介

デコルテとは、もともとファッション用語で、襟を大きく開けて胸や肩、背中をあらわにするデザインのことを意味します。

日本の若い世代に馴染みがあるのは、エステやリラクゼーショントリートメント、コスメカウンターなど美容関係のお店でよく聞く「デコルテ」ですが、こちらは体の「首から胸元にかけての部分」を指しています。

デコルテラインとは、大きく開いた胸元の鎖骨から胸にかけてのラインを指します。この部分が美しいと服の着こなしがワンランクアップし見た目の若さも大きく変わります。挙式前のブライダルエステで、顔の次にエステティシャンが力を入れる場所です。

デコルテ（décolletée）の語源は、「～から離れた」を意味するdeと​​​​​​「首」を意味するcolletを合わせたフランス語で、「襟ぐりが深い、胸の部分を大きく開けた」という意味です。

日本ではファッション用語として、女性の正装用イブニングドレス「ローブ・デコルテ」のことを略して「デコルテ」と呼んでいます。また、ローブ・デコルテは「ローブ」と呼ばれることもあります。

現在の英語圏や日本においては、ファッションとは関係ない使い方をされることが多いようです。
 

ローブ・デコルテ(robe décolletée)は、ネックラインが大きく深くカットされ、首から胸元にかけて肌を大胆に露出しているドレスを指し、女性が夜に着る正式な礼装のひとつです。オペラ・グローブと呼ばれる、肘上から二の腕まである長い手袋とセットで着用するのが一般的です。

デコルテラインが綺麗な人には、いくつか条件があります。この条件を満たしているかどうかで見た目の美しさが変わります。

デコルテラインを綺麗に見せるには血行の良さが重要です。デコルテは首～胸元を指しますが、この部分は現代社会で生きるうえで疲労が溜まりやすい場所です。

パソコンや携帯を触る、本を読む、料理を作るなど日々の生活では前かがみになることが多く、デコルテラインに負担をかけます。その結果、筋肉が張り血行不良を引き起こしやすく、ムクミのあるデコルテになります。血流をよくするケアが必要です。

デコルテ美人とは鎖骨のくぼみがある人を指します。鎖骨がクッキリしているだけで胸元が開いたワンピースやドレスの印象がぐっと変わります。この部分が強調されることで見た目がスリムアップし、美人度も大幅にアップします。大切な写真を撮るときは、先に鎖骨マッサージをしてクッキリさせてからにしましょう。

美しいデコルテには肌のハリも影響します。この部分は年齢が表れるといわれており、露出しているので乾燥によるシワが出やすい場所です。コスメカウンターへ行くと「スキンケアはデコルテラインまでしましょう」と言われますが、その通りです。しっかり保湿することにより、ハリのあるつややかなデコルテを作り出せます。