月の和名（旧暦）の一覧まとめ！おすすめの覚え方もご紹介

諸説ありますが、「田んぼに水が多くある風景」が由来になったとされています。
「無」という漢字は、普通の日本語では「ない」という意味を考えますが、水無月の「無」は、「の」という意味になります。
つまり、「水無月＝水の月」という意味になります。
6月は梅雨の時期になるので、雨が多く、水が多い月ということです。
雨が多い日本ならではの呼び名ですよね。

諸説ありますが、「書道の上達を願った月」が由来とされています。
7月と言えば、七夕（たなばた）がありますが、昔は、書道の上達を願って短冊に歌や字を書いていたそうです。
ちなみに、ここでいう歌は、現代のJ-POPなどのような歌ではなく、短歌や和歌のことを指していますので、勘違いしないでくださいね。
 

諸説ありますが、「葉が落ちる月」が由来とされています。
8月と言えば、まだ夏の時期なので、葉が落ちるのは早いと思いますよね。
しかし、旧暦の8月は、現在の9月頃を指しているので、夏の終わり頃となります。
そのため、「葉が落ちる月」が省略されて「葉月」と呼ばれるようになったとされるのが有力とされています。

諸説ありますが、「夜の長くなる月」が由来とされています。
旧暦の9月は、現在の9月下旬頃からとなるので、夏が終わり、日照時間が短くなる時期です。
「夜が長い月→夜長月→長月」という流れで省略されていったという説が有力とされています。

諸説ありますが、「神を祀る月」というのが由来とされています。
水無月同様に、神無月の「無」は、「の」という意味なので、「神無月＝神の月」という意味になります。
 

諸説ありますが、「霜の降る月」という意味が由来とされています。
現代でも、11月は、十分寒い月になりますが、旧暦では11月下旬頃からを指しているので、冬にさしかかる時期になります。

諸説ありますが、「僧侶などが忙しく走り回る」ことが由来とされています。
旧暦の12月は、現代の12月下旬頃からを指しています。
12月下旬と言えば、年末年始が控えていますので、僧侶は、仏事が忙しくなりますよね。
そのような情景から「僧侶（＝師）が走り回る」→「師走」となったとされるのが有力となっています。

英語の12カ月分の月の名前を覚える時は、音遊びや語呂合わせで覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは日本の月（旧暦）の名前の語呂合わせで覚える方法をご紹介します。

「和暦で何月が何と呼ばれているのか」や「和暦の意味や由来」について紹介してきましたが、中々和暦の名前が覚えられないという人もいるのではないでしょうか。
そのような人のために、和暦の覚え方について少し紹介しておきます。
学生時代の暗記教科では、語呂で覚える覚え方がありましたよね。
例えば、歴史では、「なんと（710年）綺麗な平城京」など、語呂で覚えていた人も少なくないはずです。
同様に、和名についても語呂を考えることで意外と覚えやすくなることがあります。
語呂の作り方は、様々ありますが、例えば下記のようなものがあります。
「ムッツリ妃の弥生のウツボはさっき皆に踏みつけられて恥ずかしながらも感じちゃう。しもネタまでも言わされた。」

• ムッツリ：むつき
• 妃（きさき）：やよい
• うつぼ：うづき
• さっき：さつき
• 皆（みんな）：みなづき
• 踏みつけ：ふみつき
• 恥ず：はづき
• なが：ながつき
• 感じ：かんなづき
• しもねた：しもつき
• 言わさ：しわす