グレイヘアとは?どんなヘアスタイル?
グレイヘアとは生えてきた白髪を染めずに、黒髪と白髪が自然な形に混じり合ったヘアスタイルです。若づくりのためにカラーリングで白髪を隠すのとは対照的に、むしろ白髪本来の色を生かしているのが特徴で、50代から始める女性のグレイヘアが最近流行しています。
しかし、グレイへアにするにはただ黒染めをやめるだけだと生え際の白と染めた黒でツートンカラーになってしまいます。きれいなグレイへアにするには、日頃の手入れや色の割合を調整しながら1年以上の期間が必要です。
グレイヘアのメリットとは?デメリットはある?
最近流行っているグレイヘアのメリットは、「アンチエイジングとは違った魅力がある」ことです。白髪が増えてくる50代の女性となると、2週間に一度など頻繁に白髪染めが必要になってきます。しかし、白髪を染めずに見せることで、ありのままの自分を肯定して一歩先のおしゃれを楽しむことができます。
実用面では、今まで白髪染めをしていた時間や労力が無くなる、というメリットがあります。白髪染めに含まれる化学薬品にアレルギー反応を起こしていた方も、その悩みから解放されます。
一方、グレイヘアにするには1年以上かかるので、移行期間中のヘアスタイルに悩むというデメリットもあります。
グレイヘアを躊躇する理由とは
50代の女性の多くが、グレイヘアに魅力があると分かっている一方でグレイへアにするのを躊躇する理由には、以下のようなものがあります。
- 自分に似合うかわからない
- 老けて見られる
- 周囲の目が気になる
- 白髪をメインとしたスタイルに抵抗がある
グレイヘアにするときのポイント
個人差がありますが、グレイヘアが完成するのに半年~1年以上かかるため、きれいなグレイヘアになるまでの期間は白髪が目立ってしまいます。髪の毛の痛みが気になってくる50代女性が気を付けるべき、グレイヘアにするときのポイントをご紹介していきます。
髪の毛の手入れを心がける
グレイヘアの移行期は白髪と元の黒髪が目立つので、週に1~2回、シャンプーの後にヘアカラートリートメントを使い、髪を労わります。色をつける理由は、黒髪と白髪のコントラストを小さくして、白髪の目立ち具合を調整するためです。
髪をドライヤーで乾かす際はヘアオイルで髪の乾燥を防ぎましょう。ヘアオイルは髪に潤いと艶を与えるので、ボリュームのある髪質に仕上がります。
髪の毛以外の身だしなみにも注意!
グレイヘアにするには髪の手入れはもちろん、身だしなみも重要になってきます。黒髪時代の服装はグレイヘアに似合わなくなるというケースがあるため、そのままの身だしなみでは、ただ老けて見られてしまう場合があります。グレイヘアに合う服装やメイクを探しましょう。
グレイヘアへの移行期に気をつけること
グレイへアにするには黒染めをやめる最初の段階で、毛先の黒髪と生え際の白髪でツートンカラーになる期間があります。この状態では見た目もかなり変になってしまうので、美容院で黒髪部分の色合いを明るくしたり、ウイッグを着けて白髪部分を隠したりする必要があります。
グレイヘアを取り入れている芸能人・有名人
実はグレイヘアを取り入れている芸能人や有名人の方は多く、年齢を武器にした凛々しさや上品さがあります。
1.イチロー
最近引退をした元メジャーリーガーのイチローさん。ハキハキしたイチローさんの短髪のグレイヘアは大人の魅力を十二分に発揮しています。
2. 吉川昇司
グレイヘアの俳優さんといえば真っ先に思いつくのが吉川昇司さんです。歳を重ねるごとにますます魅力が深まる背景には、ストイックな生活習慣や体づくりが関係しており、老いというものを全く感じさせません。
3.近藤サト
東日本大震災をきっかけに防災グッズの整理をしていると、白髪染めを入れようとする自分に「これはおかしい」と感じ、年齢を受け入れようと現在のグレイヘアに至ったそうです。近藤サトさんのグレイヘアは着物とよくマッチしていて、以前には無かった上品さすら醸し出しています。
4.塚本高史
塚本高史さんはまだ30代半ばとまだ若いですが、一時期グレイヘアでした。もともと白髪が早い段階で生えてきたようで、以前は金髪や黒髪に染めていたようですが、グレイヘアもひとつのアイデンティティとして成り立っていました。
グレイヘアのまとめ
- グレイヘアはありのままの自分を生かしたヘアスタイル
- グレイへアにする時は、髪の手入れや身だしなみにも注意!
- グレイヘアの移行期間中は、カラーリングやウィッグなどの工夫が必要
グレイへアとは?