ホウ砂を使ったスライムの作り方の注意点
スライムを手作りするときには、ホウ砂に注意が必要です。なぜホウ砂が危険なのかというと、ホウ砂には危険有害性があり、具体的には呼吸器の障害、強い目刺激、飲み込むと有害という危険性をはらんでいます。
具体的には次のような事に注意しましょう。
- 目や口に入れない
- 傷口に触れないようにする
- ホウ砂を扱ったあとの体調の変化に注意する
- ホウ砂がこぼれないようにして十分に喚起を行う
- ホウ砂を保管するときもまき散らないようにする
ホウ砂を取り扱うときは十分に気を付けながら扱えば問題ありませんが、それでも不安に感じる人は、ゴム手袋やマスク、保護メガネを着用することを推奨します。絶対に安心できるというわけではありませんが、万が一のリスクを下げることができますよ。
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スライムの作り方はホウ砂を使用しない方法もある!
スライムは洗濯のりとホウ砂があれば簡単に作ることができますが、ホウ砂には危険性がある為、代用品を使う事をオススメします。ホウ砂を使わないスライムの作り方についてご紹介します。
ホウ砂なしの作り方1.ボンドスライム
ホウ砂なしでのスライムの作り方の1つ目は、ボンドスライムです。これはホウ砂を木工ボンドで代用したスライムの作り方になります。洗濯のりとアリエールなどの洗剤に木工ボンドを加えるだけなので、とても簡単にスライムを手作りできます。
【材料】
- 洗濯のり
- 木工ボンド
- 洗剤
- 絵の具
- カップに作りたい量よりも少し少なめに洗濯のりを入れ、ボンドを洗濯のりの約1/4入れます。
- 完璧に白くなるまで混ぜ合わせたら、好きな色の絵の具を入れて色がつくまでよく混ぜていきます。
- 洗剤を少しずつ入れていき、固まるまでよく混ぜ合わせていきます。このときベタベタしていたときは、少し洗剤を加えてください。
- 固まったらカップに移して完成です。
ホウ砂なしの作り方2.キラキラスライム
ホウ砂なしのスライムの作り方2つ目は、キラキラスライムです。
こちらは洗濯のりとアリエールなどの洗剤を混ぜる作り方で、家にある材料で作れるため気軽にスライム作りを楽しめます。着色料やラメを入れることできれいに仕上げることができますし、ぷにぷにとした感触がやみつきになると人気のスライムでもあります。可愛い容器にいれてプレゼントにもおすすめです。
【材料】
- 洗濯のり
- 洗剤
- ラメ
- 絵の具または食紅
- ボウルに洗濯のり70ml入れ、食用色素を入れてかき混ぜます。
- ラメを入れて再度かき混ぜます。
- アリエールを大さじ1入れ、まとまってくるまでかき混ぜ続けます。
- まどったら手にくっつかなくなるまで揉み込んでいきます。
- 手にくっつかなくなったら完成です。
ホウ砂なしの作り方3.ふわふわスライム
ホウ砂なしでのスライムの作り方3つ目は、ふわふわスライムです。これは洗濯のりと洗剤だけでなく、シェービングフォームを使った作り方です。上記のスライムよりもふわふわ感のあるスライムを作ることができます。
【材料】
- 洗濯のり
- シェービングフォーム
- コンタクト洗浄液または消毒液
- 水
- カップ
- 混ぜる棒
- ジッパー
- カップに洗濯のりを作りたいスライムの大きさよりも少し少なめの量を入れます。
- シェービングフォームを洗濯のりの4倍の量を入れて、よく混ぜていきます。
- コンタクト洗浄液を入れて、よく混ぜます。固まり具合でコンタクト洗浄液の量を追加してください。
- カップから取り出してよく揉み込んだら完成です。もし固いと感じたときは水を少し追加すると柔らかくなり、シェービングフォームを追加するとさらにふわふわとした仕上がりになります。
スライムの作り方のまとめ
- 一般的なスライムの作り方は、洗濯のりとホウ砂を使って作る。
- ホウ砂を使うと手軽にスライムを作れるが、ホウ砂には毒性があるため注意が必要。
- スライムの科学原理は材料が水素結合することによって、ドロドロとした感触となる。
- ホウ酸の代用品には、アリエールなどの洗剤や木工ボンド、またシェービングフォームがある。
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