虹の意味や読み方は?
虹とは(にじ)
「虹」の読み方は訓読みで「にじ」、音読みで「こう」になります。
雨あがりの空や滝などに七色の橋が架かる現象/霧や水しぶきなどの水滴に太陽光が反射して現れる光の弧などの意味をもつ漢字。
9画の画数をもち、虫部に分類されます。
日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
虹は七色からなる、雨と太陽光が織りなす現象の結果できるものです。
虹の漢字は、虫偏に「工」の字からなっています。虫偏は使われているもののこれは竜を意味し、昔の人は虹を七色の竜が橋を架けていると考えたためです。なお音読みの方は目の部分である「虹彩(こうさい)」にも使われています。ちなみに中国語で「虹」は「ホン」と読み、上海にも「虹橋(ホンチャオ)空港」があるので覚えておくとよいです。
虹の漢字を使った名前と当て字の読み方の一例
虹は古くから私たちの心を躍らせる存在でした。空に架かる虹を見て興奮したりわくわくしたりするのは現代人にもいえることで、中には「虹」の字を子供の名前に付けるケースも多いです。加えて最近では当て字を活用してキラキラネームという形で付けるケースも増えています。「虹」の字が付いた名前を当て字まで含めると、以下のように多いです。
漢字 | 読み方 |
虹一 | こういち |
虹人 | にじと |
虹音 | れおん |
虹翔 | ななと |
灯虹 | らいく |
虹美 | にじみ、ななみ、こうみ |
杏虹 | あんじ |
七虹 | ななか、ななこ |
陽虹 | ひな |
莉虹蘭 | りおら |
虹の読み方は当て字を含めると多数ある!
虹の読み方は本来「こう」や「にじ」ですが、当て字まで含めるといろいろな読み方があります。例えば七色であるところから「なな」と読んだり、つくりの部分の「工」の音読みから「く」と読んだりするなどです。上記ではご紹介しませんでしたが、虹の女神であるイリスから「いりす」と読む場合もあります。このように虹の読み方も解釈次第でさまざまです。
<虹の読み方一覧(当て字含む)>
- にじ
- こう
- れ
- なな
- か
- こ
- な
- じ
- く
- お
- いりす
虹の読み方のまとめ
- 虹は音読みで「こう」、訓読みで「にじ」と読み、虫偏と書くのは昔の人が七色の竜が空に架ける橋と考えたためである。
- 虹には音読みや訓読みのほかにも、当て字まで入れてさまざまな読み方ができるため、それを駆使した名前も多い。
- 虹の名前の付け方には七色であるところや虹の女神からとったものもある。