「なんJ民」とは?
「なんJ民」とは、2ちゃんねるのスレッドの一つ「なんでも実況j」に書き込みをしているネット民の総称です。
また、2ちゃんねるのクローン版「おーぷん2ちゃんねる」内のなんJ住民に関しては「おんJ」と呼ばれ区別されています。
なんでも実況j(ジュピター)
なんJ民の住む「なんでも実況j」とは巨大匿名掲示板群「2ちゃんねる」内の掲示板の一つで、その名の通りアニメや野球、流行のニュースなど様々なことについて実況する場所です。
スレッド名についている「J」とはジュピター(Jupiter)の略です。このほかにも「なんでも実況V(ビーナス/Venus)」「なんでも実況U(ウラヌス/Uranus)」など、理由は不明ですが、実況板は太陽系の惑星にちなんだ名前がつけられています。
オタクくん
掲示板のことを略して「板」って言うんや。「実況掲示板」は「実況板」と呼ばれてるで。
「なんJ民」は大きく3世代に分類
毎日多数の住民で賑わうなんjですが、彼らには長い歴史があり、世代別に特徴があります。
世代別「なんJ民」の特徴
オタクくん
それでは「原住民」「やきう民」「お客さん」と呼ばれるなんJ民の特徴をみていくニキ。
①原住民
- なんJの第1世代であり、2009年5月以前の初期のなんJに住んでいた人たちを「原住民」と呼びます。
- 顔文字では「(´・ω・`)」と表記されるのが原住民の特徴です。
もともとは「ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる板」に生息していた、VIPPER(ヴィッパー)と呼ばれる人たちでした。原住民はきゅうりの神を崇めていたのが特徴で、少人数ながらも独自の文化を作り上げていました。現在のなんJのデフォルトネーム(書き込む際の名前)である「風吹けば名無し」を発案するなど、彼らはなんJの礎を築いていきました。
しかし、後述するなんJ第2世代「やきう民」の流入によりその文化は途絶え、彼らの存在を確認することはできなくなりました。
オタクくん
きゅうり(´・ω・`)
②やきう民
- やきう民は「野球ch移民」「やきうのお兄ちゃん」とも呼ばれており、2009年5月以降なんJに住み始めました。
- 独自の言語を使用するのが特徴です。
彼らは野球板よりも比較的自由であるなんJでネタスレなどを展開し、なんJの象徴である「猛虎弁(エセ関西弁)」や「ニキ(お兄さん)」、「〇〇して、どうぞ」など多くのオリジナル言葉を生み出しました。
プロゲーマー君
次行って、どうぞ
③お客さん
- アニメや雑談などの話題を好むという特徴があります。
その後やきう民の活躍などによりなんJの規模は拡大し、2012年はじめ頃からやきう民以外の人も訪れるようになりました。
しかし、第2世代であるやきう民たちはアニメの話題などを好んで話す彼らをよく思わず、「お客さん」「アニ豚」などの蔑称で呼ぶ傾向にあります。
オタクくん
お客さんか?