「ねずみ年」はどんな年?2020年の干支の「子」の由来や意味について

「ねずみ年」はどんな年?2020年の干支の「子」の由来や意味について

2020年の干支は「子」で、動物で例えると「ねずみ年」にあたります。この記事では「ねずみ年」の特徴から漢字の「子」の由来、さらには「ねずみ」に関する豆知識などもご紹介します。「ねずみ年」について知ることで2020年を有意義な年にしましょう。

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  1. 1「ねずみ年」の特徴
  2. 1.12020年(令和2年)の干支は「庚子」
  3. 2「ねずみ年」の漢字「子」の意味
  4. 2.1「子」の由来
  5. 3鼠(ねずみ)に関する豆知識
  6. 3.1鼠が使われる慣用句やことわざ
  7. 4まとめ

鼠(ねずみ)に関する豆知識

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「ねずみ」と言えば作物を食い荒らしたり、建物に住み着いて家具などを傷つける「害獣」のイメージが強い動物ですが、本来は「縁起の良い動物」とされていました。

「ねずみ」には「災害を予知する能力がある」とされ、火事や地震の時には集団で安全な場所へ移動すると言われています。それを見た中国の人々はねずみを「未来を予知する神獣」とし「大黒天の使者である」という考えが広まりました。

大黒天は「五穀豊穣の神」として日本へ伝わり、大国主命と習合して民間信仰に浸透していきます。ねずみも大黒天の遣いとして打ち出の小槌や米俵などと一緒に描かれるようになり「縁起の良い動物」として崇められたそうです。『古事記』には「ねずみが大国主命を救う話」も描かれています。

龍神さま

龍神さま

七福神の一人で有名な大黒天は現在「商売繁盛」「縁結び」の御利益もあるされておるぞ。

またねずみは生涯同じパートナーと生きることから欧米では「幸せな家庭の象徴」であるとされ、イギリスでは結婚式で子孫繁栄を願いウエディングドレスをまとったねずみの人形「ウェディングマウス」が送られるようです。

華ちゃん

華ちゃん

日本でも、ミッキーマウスの人形をウエルカムドールでよく見かけるのは縁起がいいからなのよ。

鼠が使われる慣用句やことわざ

・鼠の子算用(ねずみのこさんよう)

和算で「雌雄2匹のねずみが1月に12匹の子を生んで、翌月には両親と12匹の子たちがそれぞれ12匹の子を生み、毎月そのようにして12月になるとねずみの数は276億8257万4402匹に増える」というような、いわゆる鼠算(ねずみざん)のこと。

着物ちゃん

着物ちゃん

ねずみがたくさん子どもを産む事から、際限なく増え広まっていくことの例えですね。

・大山鳴動して鼠一匹 (たいざんめいどうしてねずみいっぴき)

「大山が鳴動して(大噴火を予想していたのに)、ねずみが一匹しか飛び出さない」という意味の中国のことわざです。大騒ぎした割には大したことのない例えです。「大山」は「泰山」とも書きます。

まとめ

「ねずみ年」(庚子年)は「新たな物事を始るのに最適な年」であり「気持ちを新たに運気をあげていける年」です。また、「ねずみ」が子どもを沢山産むことから「子孫繁栄」を願える年でもあります。

この令和2年は、いろんなことにチャレンジしてみるとよい結果が得られそうですね。

hasumiさん

hasumiさん

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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