着物ちゃん
年男・年女の意味は?
年男・年女の気になる意味とは?実はあまりよく知らないという方は多いのではないでしょうか。
年男・年女とは、生まれた年と同じ干支を迎えた男女を指します。2020年の干支は子年ですので、子年の男性が「年男」子年の女性が「年女」となります。年齢は満年齢で計算します。
満年齢は生まれた時が0歳で、その1年後の誕生日が「満年齢1歳」となります。
誕生日が来て、年齢が加算されていくのが満年齢です。
しかし、誕生した年は満年齢0歳の為、年男・年女にはなりません。初めて年男・年女を迎えるのは12年後になります。
【2020年】年男・年女の干支は?年齢一覧
2020年の年男・年女の干支は子年です。子年の方の年齢一覧を紹介します。
●2008年・平成20年生まれ 12歳
●1996年・平成8年生まれ 24歳
●1984年・昭和59年生まれ 36歳
●1972年・昭和47年生まれ 48歳
●1960年・昭和35年生まれ 60歳(還暦)
●1948年・昭和23年生まれ 72歳
●1936年・昭和11年生まれ 84歳
となります。
年男・年女はいいことがある?年男・年女の縁起や運勢
ここで気になるのが、「年男・年女は良いことがある?」、年男・年女の縁起や運勢ではないでしょうか。
12年に1度に訪れる、年男・年女ですので、チャンスを活かしたい!運勢について良いことを知りたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
実は干支にはそれぞれ守護本尊があります。その年の干支の守護本尊に守られ、ご加護が受け取られる年なのです。ご加護がある年男・年女の方は物事が成功しやすい縁起の良い年・運勢と言えそうです。
2020年は子年です。子年生まれの守り本尊は、千手観音です。人間の願いを聞き届けてくださる仏様と言われています。昔から守り本尊の入ったものを身につけると、ご利益があると言われています。子年の方は、この千手観音のものを身につけ運を味方にするのもおすすめです。
地域や宗教によっては「当たり年」という考えも
縁起の良い年と言われる年男・年女ですが、地域や宗教によっては「当たり年」という悪い意味で捉えられている考えもあります。
干支は12年に一度巡ってきますが、12年に1度と言う人生の節目を迎えると、人間は様々な変化が起こります。年齢や生活等の変化で体調を崩し、不安が生じやすくなるのです。
その為、「当たり年」には大きな出来事を慎重に行わなければならないと考えられ、「注意しなさい」と言う先人の知恵とも言えるのです。
年男・年女は地域や宗教によって捉え方が異なります。その場合は自分が属している地域や宗教に従って考えを受け入れましょう。自分の属する考えがどちらか分からない場合は、体調などに注意して縁起の良い運勢を味方につける考え方を持って過ごされると良いですよ。
年男・年女と厄年は関係ある?
年男・年女と厄年は関係を見ていきましょう。
年男・年女と混同されているのが「厄年(やくどし)」です。理由は、節目となる年齢で決まっている事からと考えられています。
厄年で大事なポイントとなるのは「数え年」です。
「数え年」とは、生まれた瞬間、既に1歳と数える事です。
そして年が明けるとさらに年齢を1歳足します。2018年10月に生まれた赤ちゃんはその日に1歳で、2019年1月1日に2歳になるのです。
厄年は、災いや災難が起こりやすい年齢(数え年)の事を指します。平安時代からある考え方です。
本厄年を迎える男性の年齢は数え年で25歳、42歳、61歳、女性は数え年で19歳、33歳、37歳となっています。
そのため厄年は年男・年女とは関係がありません。
2020年は庚子(かのえのね)の子年(ねずみどし)ね。
年女はねずみどしの人だわ!