シルバーウィークの新幹線の混雑状況？自由席は空いてるのか？

シルバーウィークとは、秋の大型連休の事です。お盆やゴールデンウィークともなると、新幹線が混雑するのは当たり前の事ですが、シルバーウィークの新幹線の混雑状況はどのようになっているのでしょうか？

新幹線には、通常期・閑散期・繁盛期があります。特にお盆休みは、繁盛期である7月21日～8月31日の期間中にあります。ちょうど夏休みとも重なるため、家族全員で移動することが多く、普段よりも多くの人たちが新幹線を利用することになります。
一方、シルバーウィークは9月後半の連休を指し、ちょうどその頃は新幹線の閑散期・9月に当たります。そのため、シルバーウィークの新幹線はお盆休みより混雑せず、予約にしても自由席に座るにしても比較的空いていると予想できます。
ただし、「のぞみ」など大きな都市に停車する新幹線は、通常期でも混雑があり、時間帯によっては自由席に乗れない可能性もあるので、早めに指定席をゲットしておくことをおすすめします。

シルバーウィークの混雑状況は、その年によって違います。
なぜなら、シルバーウィークは、毎年大型連休になるとは限らないからです。もし、7連休などの大型連休になる場合は、旅行の計画を立てる人たちも大幅に増えるので混雑が予想されます。
ちなみに、令和元年である2019年のシルバーウィークは3連休が2回だけなので、混雑はしないと予想されます。

• 9月14日（土）・15日（日）・16日（月/敬老の日）
• 9月21日（土）・22日（日）・23日（月/秋分の日）

シルバーウィークに旅行に行こう！と思ったら、早めに新幹線を予約したいですよね？それでは、新幹線の予約はいつから出来るのか見ていきましょう。
新幹線の予約は、通常乗車予定日の1ヵ月前から可能です。特に、グリーン席の指定券は予約が必要なので、予約開始日すぐに予約することをおすすめします。予約は、「みどりの窓口」や「指定席券売機」、「旅行会社」、「インターネット」、「駅の窓口」で申し込みが出来ます。
「みどりの窓口」「旅行会社」「駅の窓口」は係員が対応してくれるので、パソコンの操作に慣れない人はこちらで予約すると良いです。

新幹線の料金は、通常期・繁盛期・閑散期の期間によって料金が上下します。
閑散期は通常期よりも200円安く、繁盛期は200円高くなります。（※自由席特急券は通常期と同じ料金で購入可能です。）
2019年のシルバーウィークは、14日（土）・15日（日）・16日（月）と、21日（土）・22日（日）・23日（月）の通常期に当たり、いつもと変わらない、もしくは少し安めの料金になります。
ただし、新幹線の種類によっては別の料金がプラスされるところもあるので、自分の乗車する新幹線が決まったら、サイトや窓口で料金を確認すると確実です。

シルバーウィークの新幹線のチケットが通常期間の料金で購入できることはわかりましたが、それでも新幹線の料金は高いものです。では、どうすれば格安で新幹線のチケットを購入できるのでしょうか？
そこで、金券ショップでチケットを購入する方法があります。金券ショップでは6枚綴りの回数券をバラ売りしているため、割引価格で新幹線のチケットを購入することが出来ます。回数券には指定席と自由席の2種類があり、短距離なら自由席、長距離なら指定席と利用区間が決まっています。
自由席を購入した場合、そのまま改札機を通して乗車が可能です。指定席を購入した場合、駅の窓口に行って座席の指定をしなくてはなりません。（※指定席券売機でも座席指定可能です。）
この方法なら通常よりもお得に新幹線のチケットを購入できますが、回数券の有効期限は3ヵ月です。金券ショップで売られているチケットは、有効期限が短くなっているものが多いので注意が必要です。
さらに、回数券は払い戻し出来ないので、予定が決まった直前に金券ショップで購入するのがおすすめです。

自由席はどの期間でも一律の料金なため、指定席よりも安くチケットを購入することができます。しかし、通常期や閑散期ならまだしも、繁盛期に自由席に座るのはなかなか難しいものです。席に座れなくて、到着まで何時間も立つことになる可能性も。
それでは、混雑時でも新幹線の自由席をとる方法をいくつかご紹介します。
 

途中乗車してしまうと、すでに自由席は人で埋まってしまっている可能性が高いです。もし、始発駅と最寄りの駅が近いのなら、始発駅から新幹線に乗車することをオススメします。

長距離を走る新幹線は、混雑する傾向があります。例えば、東京から博多に向かう新幹線「のぞみ」の場合、停車する駅が15駅あり、大都市である大阪や名古屋からも多くの人が乗ってきます。
だからこそ、実は短距離移動するの場合、停車駅の多い新幹線を利用するのがおすすめです。乗車してくる人も多いのですが、降りていく人も多いため、初めに席が取れなくても途中下車した人の空いた席に座ることができます。
また、「こだま」は所要時間が長くなりますが全駅に停車する上に自由席車両が多いので、途中から乗車しても座れる可能性は大です。

新幹線が一番混雑するのは最終列車です。
もっと細かく言うと、

• 大型連休初日
• 大型連休前日の夕方以降の下り（東京以外の地域）
• 大賀連休後半の上り（東京方面）

新幹線には、2、4、6、8などの偶数号車、1、3、5、7などの奇数号車があります。特に奇数号車にはトイレがあるので、奇数号車の自由席を狙っている人は多いです。そのため、自由席に座りたい場合は偶数号車を選ぶことがオススメです。また、トイレのある奇数号車よりも、偶数号車の方が自由席は多いため、数の面でも自由席をゲットできるチャンスは高いです。
それでも席に座れない時のために、携帯用の椅子を準備しておくことも一つの手ですね。